令和の時代が始まっています。

前回の投稿で、「私たちはどうしたら良いのかという事は、後日、もしかしたら書かれるのかもしれない、書かれないかもしれない、別の戯れ言へ、続くかもしれませんし、続かないかもしれません。」とありますが、もちろん、多くの方が予想したように、伏線ですし、フラグです。

そして、この戯れ言へ続いた訳ですが、平成から令和の始めに、不確かな時代でも、未確定な時代でも、長期投資家はすべからず、勝ち組人生を送ることが出来ると言う事を書きたいと思います。

賢者の石

経済は波状して動きますし、実際に予測は出来ません。しかし、確かなことがあります。

どのような学問でも科学でも根本的にその対象は存在するし、存在を続けていると言うものです。

経済で言えば、経済活動は無くならないと言う事が言えます。
アナリストの予想が当たらなくても、経済学が行く末を示してくれなくても、人の経済活動は無くなりません。
世界が滅亡しない限り、物々交換の時代に戻ることはありませんし、会社組織と言うものも存続します。

経済活動という物は、付加価値を付けていく物ですから、どんなに不況が来ても、経済活動が縮小し続けて、無くなってしまうと言う事はありません。
経済は技術革新と人によって常に拡大をしていきます。

もちろん、新しい時代によって衰退する技術やその分野はあります。成長から安定に入って行く地域もあるでしょう。
馬車は無くなりましたし、蒸気機関も無くなりました。7つの海を支配した大英帝国も、今では温和しいゆるやかな成長の中にいます。

しかし、この事をもって、経済は駄目になった、もう終わりだと言う人はいません。
もしかして、馬車を作っていた会社や馬を打つ鞭を売っていた会社は、衰退して無くなったのかもしれません。
しかし、自動車産業は、その何万倍もの成長を遂げ、それは簡単に予想が出来たものです。誰の目にも明らかになってからも大きく成長をしています。

少子老齢化を心配されている方もいるかもしれませんが、これもすべからず世界的解決を見ることが出来ます。
世界の人口は拡大を続け、世界の成長のるつぼは、欧州(大英帝国その他)から北米へ、極東へ、中国へ、東南アジアへ、インドへ、そして、中東、アフリカ、南米へ伝播して、留まるところはありません。
大英帝国(イギリス)は衰退したでしょうか。多くの植民地は失いましたが、経済的に主要な国の1つです。
アメリカの急成長も終わりましたが、大きな経済力をもっています。同じくこの世界的解決の中に、日本の経済があります。失われた30年の間にも多くの成長企業が育っています。
そして、もろちん場合に寄って投資対象は日本だけではありません。

賢人の知恵

今までにも長期投資の有利さを書いていますが、コストの低さと共に、もっとも大きなものがその複利効果です。
アインシュタインが人類最大の発明は何かと聞かれ、いみじくも複利と答えたように、複利の大きな力を味方に出来るかどうかが勝敗を決めます。
株式投資の基礎講座でも書いていますが、計算されれば、その大きさに驚かれるでしょう。
また投資の世界ではバフェット氏を始め、圧倒的な勝者は、長期投資家であるという事実も指摘して於きます。

収益が大きいだけで無く、確度が非常に高いのも長期投資です。
各国の年金資金を始め、公的機関の投資はすべからず長期投資であることをも指摘して於きます。
長期投資には目利きが必要ですが、企業の成長は目に見えますし、想定できます。株価の動きは予測しきれません。

短期投資はギャンブルに近い、ゼロサムゲームですが、方法に寄っては、かなりの確度で収益を得ることは出来ます。
テクニカルを駆使したり、単純にハッチの10%転換法のように10%以上、上がった時に買い、10%以上、下がった時に売るという事を繰り返しても、儲ける事は可能です。
私も(現在は休止中)していましたが、うねり取りも確度の高い方法です。株主優待による株価の権利日に向かう波動を利用して儲ける事もできます。
常に配当利回り上位10銘柄に均等に投資して短期に売り買いすることでも可能だと思っています。(利回りが下がると言うことは株価が一時的に上がった(あるいは業績下降)と見なし売り、10位に入ってきたことにより、一時的に安値に入った(又は業績向上)と見なす買い等の機械的なくり返し。)

しかしながら、短期投資は積み上げた利益を一回の失敗で吐き出してしまう事もあり得ます。損切りをくり返し、損切り貧乏という状態にもなります。
また株式市場は、必ず暴落があります。その時の対処に失敗をしがちです。

暴落を予想することは出来ません。しかも、必ず何度も繰り返します。
語弊を恐れずに言えば、暴落というのは、ほとんど人為的に作られます。仕掛けられると言う事です。
陰謀論に与するわけではありませんが、株式市場と言うのは、欲望を煽り、恐怖心を煽る、嘘と騙し合いの世界です。
大きな暴落の後、必ず大もうけをする金融マフィアがあります。国家はもちろん、あなたからお金を掠め取るなど、国際金融資本に取って、赤子の手を捻るようなものです。

しかし、嘘も騙しも出来ないものが、企業や経済の実体成長です。
多くの場合、長期投資家は暴落時には損切りをしません、むしろ買い増しをします。
成長している企業の株価は、(当該企業の長期的成長を毀損する特別な理由が無い限り)数ヶ月から一年、もしくは数年で回復することが分かっているからです。

平成バブル崩壊からまだ日経平均は回復していないではないかと言われるのかもしれません。
私も平成の時代を顧みて同じようなことを書くこともあります。
しかし、実のところは個別企業で見れば、大多数の成長企業は暴落前より遙かに高いところにいます。
造船、工作機などの重工、製鉄等金属、機械部品等の旧態依然とした企業が大幅に足を引っ張っているという構造になります。

投資の成果は、金額×時間です。
ですから、大切なことは、少しでも早く投資を始めることです。そして、長く投資をすることです。
成長企業は、年々、株価も成長し、配当利回りも成長を続けます。そうです、複利で成長をします。

パブロとブルーノの物語

長期投資の成果は始めは目に余り留まりません。しかし、月日があなたの味方です。
そして、その間、あなたは他の事をしていられます。
毎日、神経をすり減らして短期投資をする必要もありません。

することは単純です。最初に数日間、あるいは数週間、調査し、考え、成長企業をいくつか見極めます。
節約をし、お金を貯めます。
そして、そのお金で、投資を続けます。年に一回ぐらい成長する要素が無くなっていないかの検討をしますが、基本は投資を続けます。

長期投資家は、だいたいに於いて節約家で質素な生活をしているようです。
これはバフェット氏もそうですが、どうやら長期投資家はだいたいそのようです。私もそうです。

これは長期投資家の独特な考え方によるものだと思います。他の長期投資家も同じ事を語っていましたので、私だけで無く、長期投資家の普遍的な思考法だと思いますので、書いておきます。
節約をすること。
これは主に携帯代や省エネ家電への買い換え、住居費などの固定費を節約します。固定費は1度設定した後、苦労せずに節約が出来ますし、確実に投資に回せます。
月に1万円の節約の場合、年に12万円。10年で120万円の貯蓄が出来ます。この120万円を5%で回すと考えると、6万円の収益。
つまり月に1万円の節約をしなかった場合、節約分の年12万円+収益の6万円の18万円の損失、あるいは、投資資金の損失。あるいは損害。
このように当たり前に考えます。想定する利回り、あるいは貯蓄年数はそれぞれですが、長期投資家はお金を使う事に対して、その金額だけを失うとは考えないのです。

さて、パブロとブルーノですが、「超 パイプライン 仕事術」(Amazon)と言う書籍の中で語られた寓話です。「超 パイプライン 仕事術」(楽天)

この寓話は、1度概要を紹介したことがありますが、労働と権利と言うものに対して、分かり易く説明しています。動画がありましたので紹介します。

長期投資の世界は、パブロの世界、そのままです。

あなたは、トレードと言う労働をするのではありません。
会社を所有する権利を持ち、会社が作り出す大きな富を受け取る権利を得るのです。
そして、やがて、あなたは遊んで悠々自適に自由に暮らす権利を得ます。砂を噛むような労働をする必要も無く、株式市場を日々観測する必要もありません。
1日中、好きな本を読んで、映画を見て、アニメを見て、ゲームをして、または趣味に使います。博物館や美術館に行ったり、ドライブに行ったり、思いつきで旅に出ます。

黄金の勝ち組人生です。

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