- S&P500(Standard & Poor’s 500 Stock Index)
- SB(Straight Bond、普通社債)
- SEC(Securitise and Exchange Commission、米国証券取引委員会)
- Sell in May(セルインメイ)
- SDR(Special Drawing Rights、特別引出権)
- SGX(Singapore Exchange、シンガポール取引所)
- SMA(Simple Moving Average 、単純移動平均線)
- SMA(Separately Managed Account)
- SOR注文(Smart-Order Routing)
- SPAN(Standard Portfolio Analysis of Risk)
- SRI(Socially Responsible Investment、社会的責任投資)
- ST倍率
- SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication、国際銀行間通信協会)
S&P500(Standard & Poor’s 500 Stock Index)
米国の色々な市場に上場している、時価総額の大きい主要500社で構成する時価総額加重平均型の指数。
スタンダード・アンド・プアーズ社が算出しています。
他に、以下のような同様の指標があります。
S&P100(S&P500の中の時価総額の特に大きい超大型株100銘柄で構成)
S&P400(中型株400銘柄で構成)
S&P600(小型株600銘柄で構成)
S&P1500(大型株、中型株、小型株、1500銘柄で構成)
SB(Straight Bond、普通社債)
事業会社が発行するいわゆる普通の社債です。
この普通社債の金利を見れば、会社の信用度が分かります。信用のある会社の社債は利率が低く、信用のない会社の社債は利率が高くなっています。
また、ソフトバンクのことも、SBと略したりします。
SEC(Securitise and Exchange Commission、米国証券取引委員会)
日本の証券取引等監視委員会のような組織で、1934年に設立された米国の政府機関。
投資家保護と市場整備の役割を担って、株式取引に関わる違法行為を監視しています。
俗に日本の証券取引等監視委員会のこともSECと呼ぶ人もいます。
SEC基準
米国の会計基準の日本での呼び方です。それ以外のものは、SECが認可しないというような意味です。
要するに、GAAPです。
Sell in May(セルインメイ)
5月に売り逃げろ(Sell in May and go away)項目を参照。
SDR(Special Drawing Rights、特別引出権)
国際通貨基金(IMF)の特別引出権のこと。
加盟国が出資して、プールしてある基金を利用する権利である一般引出権(GDR)のほかに設けられた特別なものという意味で、スペシャルと言います。
加盟国の合意の上で、出資額に応じて比例配分された架空の人工的な通貨のようなものです。
通貨安定などのために資金が必要な国は、自国の保有しているSDRを他国に渡し、必要とする外貨を獲得します。SDRはIMFにて貸借記帳(帳簿上の覚書)され、受け取った国は自国の準備資産として保有します。
その価値は、SDRを構成する通貨バスケット(ドル、ユーロ、ポンド、円)で表され、現在、人民元が10%程度の構成比で追加されることになっていますが、時期は2016年10月以降です。10月に決まったように報道されましたが、誤訳です。
SDRは架空の通貨のようなものですが、正確には通貨ではなく、IMFに対する請求権でもありません。加盟各国に対する請求権のようなものです。
つまり、ドル不足を解消するために考案されたIMFの加盟各国の間でだけ通用する、つけのようなものです。
GDRも参照してください。
SGX(Singapore Exchange、シンガポール取引所)
現物株式やオプション、先物などの市場です。日経平均先物など、アジア各国のものも上場されています。
SMA(Simple Moving Average 、単純移動平均線)
移動平均線で、各データーを均等に足して割ったものです。
SMA(Separately Managed Account)
証券会社などの金融機関が投資家の運用の方針に従いつつ、投資一任契約に基づいた運用、管理、アフターフォローなどを一括して行うサービスです。
ラップアカウントの一種です。
SOR注文(Smart-Order Routing)
PTSなども含めて、複数の市場で気配値を観測し、顧客にとって、1番得な値段で約定できそうな市場を自動で選択して、注文を執行することです。
良い値段で売買が成立する可能性が高く、それなりのメリットがありますが、逆指値注文などは使えません。
SPAN(Standard Portfolio Analysis of Risk)
オプションや先物取引の建玉の証拠金計算方法、及びシステムのことです。シカゴマーカンタイル取引所が1988年に開発しました。
個別商品ごとに必要証拠金を算出せずに、ポートフォリオ全体のリスクに基づいて計算されます。
SRI(Socially Responsible Investment、社会的責任投資)
投資先の検討として、成長性や財務健全性の他に、環境、人権、社会問題に取り組む姿勢など、企業が社会的な責任を果たしているかどうかを選定基準の1つとしている投資方法のことです。
アメリカの企業年金の多くはこの考え方によりますし、SRIを重視した投資ファンドもあります。
ST倍率
米国の株価指数のS&P500種平均を東証株価指数のTOPIXで割ることで算出される指数です。
ST倍率の値が高いほど、日本株が米国株に比べて出遅れていることを意味します。また、倍率が上昇すると、押し目買いが活発になると言われています。
SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication、国際銀行間通信協会)
ベルギーに本部のある、1973年に世界の金融機関の出資により設立された非営利団体です。
国際銀行間の送金や、決済、機密メッセージの配信を行うネットワークを運営しています。200か国以上の国と地域の金融機関が参加しています。
ここに障害が起こると、金融取引が麻痺します。