内需関連株(ないじゅかんれんかぶ)

主な事業基盤が内需にある企業銘柄。
建設、不動産、外食、小売、通信、電力、倉庫、電鉄、食品など。

好況不況の波にとらわれにくいと言われています。
日本は内需の大きな国ですから、内需関連株の中でも成長性のある企業も多いですね。

内部金融(ないぶきんゆう)

自己金融とも言い、企業内部で資金調達をすることです。

具体的には、利益を内部留保し、その中から必要資金を捻出することです。

内部留保(ないぶりゅうほ)

会計用語ではありません。おおまかに言うと、純利益から役員賞与や配当などの社外へ流出する資金以外の部分で、企業内部に存在する投資設備やお金の部分です。
貸借対照表では、利益剰余金などに振り向けられています。
企業は借り入れ、増資などの資金調達の1つの分野になります。お金として表しますが、内部留保を活用して設備投資を行い、多くの場合、事業資産などになっています。

仲値(なかね)

為替レートで金融機関の売値と買値の中間です。
TTS(Telegraphic Transfer Selling rate、電信売相場)とTTB(Telegraphic Transfer Buying rate、電信買相場)の平均値のことです。

TTS、TTBも参照してください。

凪相場(なぎそうば)

相場が動いていない様子、その相場。

投げ(なげ)

損失を覚悟して手持ちの株を処分すること。主に信用取引で使います。

投げ一巡(なげいちじゅん)

買いの思惑が間違って損切りの売りが出尽くしてきたこと。投げが無くなってきたこと。

投げ売り(なげうり)

損失覚悟で売ることです。
特に売りが売りを呼ぶような展開で使います。

ナスダック総合指数(NASDAQ Composite Index)

ナスダック全上場銘柄で構成される、時価総額加重平均型の指数です。
1971年2月5日を100として算出されています。

夏枯れ相場(なつがれそうば)

お盆休みや夏休みなど、海外でもバカンスで、市場参加者が減少して、相場自体が閑散としてくることを言います。

インターネットでいつでも取引が出来るようになってからは、以前よりも取引量が増えているようです。

なでしこ銘柄(なでしこめいがら)

経済産業省と、東京証券取引所が共同で公表している、女性活用や人材登用に優れた企業群。

成行注文(なりゆきちゅうもん)

注文方法の1つ。

銘柄と数量のみ指定し、値段を定めず、場に出ている値段で取引を成立させる注文です。

売り買いが指値注文より確実に出来ます。
出来高の多い銘柄では構いませんが、少ない銘柄では思わぬ値段で約定することもあります。
余裕を持った指値注文がよろしいかも知れません。

ただし、ストップ高やストップ安の時の約定は、指値注文より成行注文が優先されます。

軟化(なんか)

安くなること。

軟調(なんちょう)

売買が低調で、相場が下がり気味なこと。

難平(なんぴん)

難を平らにすると書きます。ナンピンと表記されることが多いようです。

評価損失が出ている銘柄を買い増し、平均買いコストを下げることです。

例えば、1000円で100株を買った銘柄が、500円まで値下がりしているとします。
この銘柄は、1000円まで戻らないと損失になります。
この銘柄を500円で100株買い増しますと、平均買いコストは、750円です。200株を750円で買ったことと同じです。
すると、750円になれば、損失はなくなります。1000円まで戻れば、利益が出ます。
何もしないで、傍観した場合と比べてナンピンをしたことで、だいぶ有利になります。

これが、ナンピンです。
ナンピンのリスクは、さらに下がった時に、傷口を広げてしまうことです。
ですから、ナンピンは悪手と言われることもあります。しかし、手法に過ぎませんので、使い方や相場感によると思われます。

銘柄の先行きに十分な自信があるとき(もっと購入数を増やしても良いと思っているとき)や、十分な資金量を持っているときなどは有効です。

また、あまり関係の無い外部要因や一時的な需給の要因で下がった時は、ナンピンが有効になる可能性が高いと思われます。
業績や将来の見通しに暗雲が漂っているときは、ナンピンが傷口を広げてしまう可能性が高いと思われます。

判断に迷う場合は、損切りをして、ポジションの無い状態で、その銘柄を今から購入したいかなどを検討すればよろしいでしょう。
いったん、損失を確定して置いても、その値段でもっと多く購入すれば、将来的にナンピンと同じ効果が得られます。

いずれにしても、信用取引などでナンピンをするのは、問題があります。
さらに下げた場合のことを考える余裕のあるときにするものです。

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