新年、明々白々

新しい年です。

おそらく今年からは、デフレ経済から、インフレ経済への変化が確実な物として示されることになるでしょう。

さて、恒例の日経225の年足です。

小さくて見にくい場合は、クリックして拡大して下さいね。

前年までのグラフに入っていた注釈は、平成バルブと、リーマンショックなどを除いて割愛しました。その代わり近似曲線を付けています。

「再び巡る世界」など、一連の投稿で書いていましたが、新しい時代に入ったと思われるからです。
数年前から、構造的な変化や理由などは書いていますので、詳しくはそちらのほうをご覧下さい。要はインフレ経済への移行と、中国リスクと中国の経済低迷の影響ですね。

サブプライムショック、リーマンショック時の毛抜き底から始まった上昇相場は、今後のインフレ下の相場の先駆けになるものでした。
コロナ過の影響も年足で見るとトレンドに影響はありません。理由があっても下げないという事は、上に行くという事です。

前年は上げすぎと言うような論調もありますが、年足を見て頂くと綺麗な安定的な上昇が続いているに過ぎません。
2013年からの上昇は本当に綺麗ですね。2013年の10月に伊勢神宮は式年遷宮で、20年間の西の「金の座」に移っています。
アベノミクスの始まった年でもありますが、現在、成果が出つつありますね。

平成バルブ崩壊時とリーマンショックの高低は、そのうちさざ波に過ぎなくなるでしょう。それは石油ショックの時の下げが今では意味のない文様であるのと同じですね。

現在、インフレ経済時の相場経験のない方が大部分を占めていて、インフレのマイナス影響を異常に心配される方も居ますが、杞憂に過ぎません。
数%のインフレは、経済に強烈なプラス影響を与えます。
そもそも石油ショック時のインフレは20%~30%で、桁が違いますし、それでも今ではさざ波のような株価の下げですよね。

インフレは事実上の成長がなくても、インフレ分だけは価格上昇、利益上昇、配当上昇などがあります。賃金も上昇して行きますので、購買力も高まります。
最初は名目上の成長ですが、すべては名目で動いているのが経済です。
インフレによる名目の利益上昇なので、増益ではありませんのような議論はあり得ない訳です。
配当額も拡大しますし、賃金額も拡大します。マネタリーベースが拡大する訳ですね。

インフレ時はインフレの化粧、経済へのプラス圧力が働きますので、やがて実質成長を後押しします。
逆に言えばデフレ下では、マイナス圧力が経済に掛かっているわけですね。

もちろん、世界情勢は色々なリスクに満ちていますが、これもいつもの事で、不謹慎ですが、株価には一時的な影響はあっても、こともなしでしょう。
ウクライナや中国リスクなどに於いて、ゆるやかなブロック経済への移行が行われています。
日本の経済地位は高まっています。つまり、冷戦構造化の経済状況への回帰です。

日本の株式は売り物がない状態です。売り下げるときは空売りで下げているのみです。失われた30年で買う理由を見いだせず下げきった状態、そこに、新しいNISAも始まり、確実に流通株式を吸収します。
さらに中国株式の崩壊、ウクライナリスクとEU。膨らみきった米国経済。そこに手つかずの日本市場があるわけです。
世界の投資家、ファンドに取って、気がついたフロンティアが日本市場です。

買われる理由がふんだんにあっても、売られる理由は探すのが難しい状態でしょうね。

良いお年を。