当サイトは、中長期投資が主体です。
このサイトの目的は、以前から書いていますように、中長期にわたる株価上昇による資産形成です。(サイトについて参照)

短期投資の方法について

しかし、もちろん何度か言及したように、私自身は短期投資(スイングトレード)もします。
いたしますが、当サイトで私のスイングトレードについて解説することは、不可能です。買いと書いた端から売りと書くことになってしまいますので、お伝えすることがものすごく繁雑です。

とはいうものの、大まかな技法をお伝えすれば、何らかの参考にはなるのでは、と考えました。

中長期投資は、銘柄の成長に着眼し、銘柄選定が大切です。
しかし、短期投資(スイング)では、売買技法(建玉の操作)が重要になります。
極論を言えば、銘柄は何でも良いのです。銘柄の前にチャート判断があり、そのさらに前に売買技法があります。

むしろ、短期売買で材料にこだわるのは、危険とも言えます。
例えば、良い業績になりそうで、本当に良い結果であっても、材料出尽くしで下がってしまうことは日常茶飯事です。これは運を天に任せることと同じです。
チャートで判断も大切ですが、これも未来予知ではありませんので、予想に反して上がったり下がったりした時の事も考える必要があります。
また、実際の建玉の操作に付いては、個別の状況やチャート判断、目先の材料によって、様々に変化します。

今回は、大まかな手法についてご説明します。

うねり取り

うねり取りはご存じでしょうか。
これは300年前の米相場の時代からプロが主にやってきた方法です。現代でも株で生活しているかなり人々がこのうねり取りをしています。

短期売買(スイングトレード)で、私が主にしていることも、このうねり取りです。
又、私の短期での売買技法(建玉の操作)も、このうねり取りでの一般的な建玉の操作の自己流の変法になるかと思います。

さて、株式は、上がったり下がったりします。うねり取りは、この上げ下げを取って行く手法です。

銘柄は何でもよろしいのですが、出来るだけ出来高の多いもので、急成長企業ではなく、不用意な急騰や急落がなさそうなものが相応しいです。
下手に材料が隠れていたりすると、不自然な上げ下げが起こり、波を取りにくくなってしまいます。
もちろん、うねりがあればよろしいので、上昇トレンドでも下降トレンドでも、往来相場でも可能です。

参考書籍

このうねり取りの基礎については、私が拙く説明するより、以下の本を読んで頂いた方が良いと思います。

Amazonなら、 うねり取り入門(林輝太郎)

楽天ブックスなら、 うねり取り入門 [ 林輝太郎 ]

「うねり取りは簡単すぎて、教科書がない」と、この本に書いてありますが、無いので書いた書籍と言えます。
米相場の時代からの最初の解説書かもしれません。少し古い本(1998年初版)ですが、まずはこの本、そして、今後もこれで充分でしょう。

昨今は、株で一億円とか、何々投資法やら、急騰株で儲けるなど、粗製濫造の色々な方法論の書籍がありますが、300年前から時代を超えてプロが実践してきた、誰でも儲けられる、普遍的で簡単な方法は、このうねり取りです。
今後も時代や市場がどのように変わっても、流行に左右されることなく、短期投資で、ほぼ確実に儲けられる唯一の方法だとも思っています。

もちろん、うねり取りは説明すれば単純ですので、ページの多くの部分は、駄目な人との問答や、分かっていない人をいさめる例などが多くなっています。
でも、同じような考え違いをしないで済みますので、うねり取りのような方法をまったく知らなかった人に取っては、より分かりやすいとも言えます。ですから、軽い読み物としても読めるでしょう。

うねり取りに付いては上記の本、一冊で十分です。後は自分なりに慣れて工夫して行けば良いのです。

※うねりは様々な周期があります。
この本はおおよそ三ヶ月を目安に書かれていますが、今は手数料も安いので、テクニカル指標などを参考にして、もっと小刻みな周期(リズム)を取っていくことも割りと容易です。

もしも実際の建玉の操作について、ぴんとこなくて、プロのうねり取りの売買記録を研究したい場合は、以下も参考になるかもしれません。

Amazonなら、あなたも株のプロになれる 成功した男の驚くべき売買記録

楽天ブックスなら、あなたも株のプロになれる 成功した男の驚くべき売買記録

プロは、普通は売買記録を公開しませんので、上達の過程も含め、売買記録を赤裸々に公開している数少ない書籍です。もしくはうねり取りでのつなぎ売りに重きを置けば、Amazon、つなぎ売買の実践、楽天、ツナギ売買の実践 [ 林輝太郎 ]でも良いかも知れません。

私流の売買技法(建玉の操作)については、気が向いたときに徐々に書いていくかも知れませんが、上記の書籍内容が理解する上での前提になります。