このサイトの初投稿の記事で、明日は平均株価が上げそうと書きましたが、朝高の後、下げしてしまいましたね。まあ、短期の見通しなど、こんなものです。 しかし、新サイト開設二日目の今日、363円高の1万4472円になりました。一日遅れになりましたが、これからも早晩1万5000円を超え、1万6000円を目指す動きになるでしょう。
円は101円となっていますが、これからもっと下がっていくと思われます。日銀の黒田総裁の異次元的な金融緩和で、円は下がりましたが、その後、又、揺り戻しのように、やや上がってしまっていました。 金融緩和が効果がなかったと言うことではありません。円通貨を増やせば必ず、円は下振れします。考えて見て下さい。実際に金融緩和に踏み切ったのは、4月です。月に7?8兆円ですから、せいぜい現在、24兆円程度しか市場に出ていません。日本のGDP規模から考えても、貿易規模から考えても、そして何より、為替取引の圧倒的な実需以外の投機取引の規模から考えても、実に小さい。実は今まで円が安くなっていたのは、単なるであり、そして、揺り戻されていたのは、日銀の金融緩和に伴う時限処置で、ドルが大量に擦られていたからです。これから、確実に実質的に効いてきます。
さて、日本企業の収益は自動車などの貿易企業を始めとして、拡大をしています。去年の8千円台の頃より、現在の日経平均は割り安です。 普通は3ヶ月ごとぐらいに調整をするものですが、調整も無く半年を上げました。5月末からの反落はその遅れた調整です。2回分の調整を行っているので少しだけ長引いたのです。その意味であれば、本当であればもう少し調整が必要ですよね。 しかし、現在は異次元相場。おそらくこれで調整は終わりです。
このまま、円が100円台で推移すれば、企業業績から考えて、日本の株価は割安です。 そして、何かの外的な要因が無ければ、小泉改革の頃の2万円は超えるのではと思っています。