大きな株価の変化というのは、時間経過なのです。
トレンドとは時間経過で、トレンドフォローとは時間をフォローすることです。
そして、大きな利幅はこのトレンドから生まれます。

時間経過と共に

何か突発的な事故、事件が起こった、隠されていたものが暴露されたという事が無ければ、時間経過こそが株価の変化をもたらします。
それら時間経過で変わるものは、成長性、取り巻く人の評価(感情)、社会(市場)の雰囲気などになります。
その中で確実に影響するものは、成長性です。

PERは性質の観測

例えば、PERが低い、あるいはPBRが低いことが株価の上昇をもたらすわけではありません。
今現実にそのPERであることが事実であり、人々の意見や感情により、そのまま評価されて今の株価があります。
時間が経過しても業績などが変わらなければ何も変わるものはありません。時間の経過によって状況は変わらないのです。つまり、変化をもたらす要素では無いのです。

この場合、期待できるのは、その企業や株価に対して、取り巻く投資家の感情が変わること、これを見直されると言います。
そして、市場の活況でPERなどの割安感が際立ち、物色されること、これを市場の底上げと言います。

PERやPBRなどが低いことで株価の上昇が期待されるのは、多くの場合、この2つだけになります。
これは実質的なトレンド形成ではありません。

PERやPBRなどの指標が低い、あるいは高いなどにより将来の株価が変化するのは、会社の力による変化ではありません。起こるか起こらないか分からない事象に期待することに他なりません。会社や株価が見直されるか、市場全体が底上げされるかは、言わば、運でしかないわけです。
それは運を天に任せる投資、あるいは投機です。そして、運良くその変化があったとしても、それは不確定要素が起こったことであり、内在するトレンドではありません。

トレンドを作り出すもの

長期投資に於いて、トレンドを作り出すのは、影響を与え続ける世の中の大きな環境の変化、これは政府の政策や実行、インターネットなどの新しいテクノロジーなどのメガトレンドなどがあります。
そして、その企業の絶え間ない成長性による業績の変化、それによるシェアの変化などの会社を取り巻く枠組みの変化。これらになります。

もちろん、先に述べたように、取り巻く投資家の態度変容と、市場を取り巻く何らかの変化もありますが、これらに後述したものがプラスされる訳です。
これがトレンドを作り出します。

つまり、最終的に、間違っていたであろうと評価された株価が、感情によって訂正されていく動きが株価の変化ですが、順次トレンドを形成するためには、時間の経過と共に変化していくもの、あるいは時間の経過と共に開花していくもの、時間と共にはっきりと表に現れ続けるもので無ければなりません。

トレンドはフレンド

トレンドはフレンドと言う言葉がありますが、このトレンドをフレンドにするためには、時間経過と共に好転していくもの、または時間経過と共に人々の前に明確になるものに注目する必要がある訳です。

そして、大きな利幅を取っていくためには、いつもトレンドと共にいる必要があります。
何度か順次書いていますが、これが当サイトの変わらぬ方針と志向の1つです。

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