RCI(Rank Correlation Index、順位相関指数)

オシレーター系のテクニカル指標の1つ。

-100%から、+100%の間で推移します。株価の振幅に対する比較的に良い指標です。

一般的にマイナス圏から上昇していくときに、買いサインになり、反対は売りサインです。

後日詳細に解説予定。

REIT(Real Estate Investment Trust、不動産投資信託)

リートと呼ぶこともあります。不特定多数の投資家からお金を集め、不動産に投資して、売買益や賃貸収入を分配します。

不動産は、換金性に乏しいのですが、リートはいつでも売却、購入することが出来ます。
日本の国内法に則したものをJ-REITと呼ぶこともあります。また、株式と同様に証券取引所に上場していていつでも売買が出来ます。
ただし、値上がりによる売却益を重視するものと言うより、利回りを重視して投資するものです。

RICI(Rogers International Commodity Index、ロジャーズ国際商品指数)

有名な投資家のジム・ロジャーズ氏が考案した、商品価格の値動きを示す商品先物指数です。1998年7月を基準値1000としています。

エネルギー(原油、天然ガス、ガソリン、暖房油、ガス・オイル)、穀物(小麦、トウモロコシ、大豆、大豆油、大豆粕、菜種、米、小豆、オーツ麦、大麦)、産業金属(アルミニウム、銅、鉛、亜鉛、ニッケル、スズ)、貴金属(金、銀、プラチナ、パラジウム)、ソフト商品(綿花、砂糖、コーヒー、ココア、オレンジジュース、羊毛)、家畜(牛肉、豚赤身肉)、その他(ゴム、板材)から、構成されています。

同指数に連動する投資信託もあります。

RMBS(Residential Mortgage-Backed Securities、住宅ローン担保証券)

モーゲージ証券(MBS)の種類のひとつで、住宅ローンを担保として発行される証券です。

1999年以降、住宅金融支援機構などを中心に、銀行、生命保険、ノンバンクがRMBSの発行量を増やしています。

ROA(Return On Assets、総資産利益率)

純利益を総資産で割って出します。事業に投下されている全資産で、利益がどれだけ獲得出来たかを示す指標です。

似たものに、ROEがありますが、ROEは株主資本の効率と言う側面で優れた指標ですが、借金を増やして自己資本比率を下げることにより、意図的に操作できます。ROAも確認されることをお奨めします。

ROAS(Rerurn On Advertising Spend、広告費用対効果)

広告費用1円に対してどれだけの売り上げがあったかを示す指標で、広告費の効率を計ります。

売上高 ÷ 広告費用 × 100

広告費1万円に対して、10万円の売り上げがあった場合、ROAS 1000%です。

ROE(Return On Equity、自己資本利益率)

純利益を自己資金で割って算出します。一株純利益を一株当たりの自己資本で割っても(EPS ÷ BPS)同じです。
事業に投下されている自己資金で、どの程度の利益の獲得が出来たかを示します。

自己資金というのは、株主の資金でもあり、その資金がどれだけ効率的に使用されているかを示す指標で、最近、かなり重視されている指標です。

機関投資家の論理としては、投下した資本に対して、どれだけ儲かったかが重視されます。いわゆる利回りです。
機関投資家が増加したことにより、ROEが重視されるようになりました。

これだけの資本(株主資本)で、あとは借り入れなども活用して、これだけ稼いだと言う、経営がうまいかどうかの指標であるからです。

端的に言えば、株主のお金が増えるスピードを表します。つまり、株主の取り分が増えるスピードです。
株価については必ずしも一致しませんが、長期的には追いつきます。

成長企業などでは、自己資金がいつも足りず、利益は高く出ますので、その面で、急成長企業を探し出す基準にもなります。
借金が単に多い企業も高くなりますので、ROAも確認されることをお奨めします。

ROI(return on investment、投資利益率)

その対象から得られた利益をその対象への投資額で割ったものです。

投資した金額に対して、どれだけ利益が上がったかを表す指標です。
得られた収益を投資した金額で割って、100を掛けて%にします。利益は、税金や利払などの影響を除いているEBITDAを使います。

事業や資産、設備の収益性を測る指標として、一般的です。
事業や会社に対して投資して、どれだけ売り上げが出たか、広告料を投下して、どれだけの売り上げを得たかなどを表すのに使います。

RSI(Relative Strength index、相対力指数)

ある一定期間での売られすぎや買われすぎを判断する指標とされています。

計算式
一定期間の上げ幅の合計 ÷(一定期間の上げ幅の合計 + 一定期間の下げ幅の合計)× 100

50%が中心で、0~100%の範囲で動きます。上昇場面では、数値が50%以上で推移し、下降場面では数値が50%以下で推移します。
70%近辺以上は買われすぎ、30%近辺以下は売られすぎと解説されますが、売りサイン、買いサインではありませんので注意してください。

正しくは、買われすぎゾーンに入ってから反転して落ちてきたときが売りサインで、売られすぎゾーンに入ってから、反転して上がって行くときが買いサインになります。

RTGS(Real Time Gross Settlement、即時グロス決済)

金融機関間の口座振替の方法のひとつで、その都度、即時決済を行うことです。

国際標準になっています。
色々な取引の多くの決済を纏めて最後にしますと、差金で済みますので、効率的ですが、一機関が決済不能に陥ると、全て機関の取引が決済不能になる恐れもあります。
国際取引では、1つの国の信用不安が全体に波及してしまうことにもなります。
ですから、1980年以降、RTGSは各国で導入されています。日本でも2001年からスタートしています。

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