見切り千両(みきりせんりょう)
相場格言の1つ。
駄目なときは早く見切ることが大切と言っています。
この語の後は、見切り千両、損切り万両と続く場合もあり、だめ押し的な形になっています。
ミクロ経済(みくろけいざい)
微視的経済学のこと。
家計の消費活動や、企業の生産活動など、個別の経済活動を研究するものです。
ミクロ分析(みくろぶんせき)
微視的分析のこと。
消費者の消費行動や生産者の活動を分析するものです。
未公開株式(みこうかいかぶしき)
上場されていない株式です。
一部の株式は、証券会社の店頭で、グリーンシート銘柄として売買がされます。
未上場(みじょうじょう)
上場していないことです。
見せ板(みせいた)
取引するつもりがないにも関わらず、注文を出して、売り注文や買い注文を装う行為。
他の相場参加者に誤解を生じさせるために意図的に行います。
売り注文が多いように見せかけ、売りを誘い、自分は買っている、もしくは、買い注文が多いように見せかけ、買いを誘い、自分は売っているなど。
相場操縦行為として、金融商品取引法で禁止されている犯罪ですが、実際に取引する意思があったのかどうかの立証は難しいだろうと思われて、横行しています。
約定する可能性の低いストップ安やストップ高、もしくは近辺に大量の注文が入っていないか、その銘柄の板の注文数量と注文件数の平均とかけ離れた板はないか、取引値が近づくと消えてしまったりする板はないか、などなどを観察する必要があります。
約定している値段の少し上に大量の売り注文を入れて、値段が上がらないように意図しているものを特に見せ蓋、または単に蓋と言います。
ミセス・ワタナベ(みせす・わたなべ)
日本の主婦を代表とするFXの小口投資家のことです。
欧米の報道機関が名付けました。
一人一人の取引量は少ないのですが、集まるとそれなりの影響力があり、ミセス渡辺がドルを買ったと報道されたりします。
ミックス係数(みっくすけいすう)
割安さの指標。アメリカ合衆国の経済学者であるベンジャミン·グレアムが提唱しました。
PER(株価収益率)×PBR(株価純資産倍率)で表します。
ベンジャミン·グレアムは、ミックス係数は22.5以下が割安(有望)としていました。
近年低迷している日本株の場合は、この半分の11.25が目安という意見もありますが、時代によったり、全体からの位置にもよると思いますね。
ミディアムタームノート(Medium Term Note)
引き受け証券との間で、包括的な契約をしておき、発行総額の枠内であれば、必要時に発行回数などの制約無く、随時債券を発行出来る形態、債券のこと。
見直し買い(みなおしがい)
人気のなかった銘柄などが、買われること。
みなし配当(みなしはいとう)
減資の場合の超過払戻し、解散時の超過分配、合併時の株式など超過交付、利益積立金の資本組入れなど、実質的に株主に帰属するものが増加した場合に、配当と見なして課税されることがあります。
これを見なし配当と呼びます。
ミニ株(みにかぶ)
単位未満株を取引できるようにしたもの。
証券会社によって扱いが異なります。
証券会社の口座比較を参照して下さい。
ミニゴールデンクロス(Mini Golden Cross)
短期の平均線が、中期の平均線を上に抜いたとき。
買いサインです。ゴールデンクロスと重なる場合は、特に強いと言われます。
ゴールデンクロスを参照してください。
ミリオン(Million)
給料天引きで購入出来る投資信託です。
民事再生法(みんじさいせいほう)
民事的な手続きによって、個人、会社の再生をする法律です。
多くの場合、債権者の同意の元で、会社や事業の存続と借金の減免が行われます。
会社更生法が裁判所管轄で株式会社のみ対象とするのに対して、民事再生法は個人も対象にしますし、経営者が必ずしも退陣することはありません。
大企業でも、民事再生法での再建を模索して、債権者の同意が得られない場合に、会社更正法の適応を申請することが多いようです。