PC、並びに大画面で閲覧した場合のサイドメニューを左側から、右側に変更しました。

当サイトは閲覧する画面サイズを関知して自動で再配置(レスポンシブWEBデザインと言います)をします。
ですから、サイドメニューの位置変更は大画面時のみです。
スマホなどで見た場合の画面は従来通り、末尾になります。

以下、お暇な方のみ、お読み下さい。

メニュー位置変更の理由

検索エンジンは、WEBサイトのページを左側から右へ、上から下へサーチして、インデックスします。
さらに左側を重視して高ポイントを与えます。これは検索エンジンが英語圏で発展したため、文法的に前方を重視するのです。

ですから、サイト全体を露出するためには、メニューは左(基本)。
それぞれのページごとにコンテンツを露出したいのならメニューは右と言うのが、SEO(検索エンジン最適化:search engine optimization)の常識になっていました。

ある語句で検索した場合、その検索語にマッチしたページを提示するのが検索エンジンの使命です。
つまり、メニューが左であれば、その検索語がメニューにあれば、マッチしていると見なさることもなりますので、サイト全体の構成を露出させることが出来ます。
ですから、露出機会を増やすために、メニューを左に配置することを多く行われてきました。

又、人間も左を感知しやすい(左側から右へ見て行く)ので、メニューが露出し、他のページを見て貰いやすくなりますので、左側がほぼ常識になっていました

ところが最近はメニューを右に配置したサイトが徐々に増えてきているのに、気がつかれませんか。
時代の流れの大きな変化なのです。

これは、3つの理由からです。

スマホが増えている

スマホでの閲覧が増えています。当サイトも半分以上がモバイルデバイスでの閲覧です。
当サイトも含め、レスポンシブWEBデザインでは、スマホで閲覧した場合、サイドメニューは末尾に配置されます。
そして、最近では、検索エンジンもスマホの検索では、スマホ用にサーチした検索結果を提示するようになってきています。
ですから、メニューは右でも左でもあまり変わらなくなっています。

検索エンジンが進化している

検索された語句と同じ語句がページに多く書いてあるだけで、上位に検索された時代もありました。
検索された語句が多く書いてあると言うこと(だけ)で検索者の目的のページと見なされたわけです。
さすがにそれほど単純では無くなりましたが、基本は単語でした。

ところが最近ではAI認識をして、意味や文法をある程度読み取っていると言われています。
その結果から、検索語にマッチしたページを考慮しているようです。
ですから、メニューのような単語に近いものでは無く、コンテンツの文章を重視して貰った方が良いわけです。

ライバルの増加

10年ぐらい前も何かの語句で検索した場合、1万ページや10万ページが検索で出てきていました。
ところが執筆時で「株式投資」で検索した場合(Google)、1150万ページが検索されます。

圧倒的な競争率です。
その中でライバルを押しのけて、少しでも上位に検索されるためには、メニューを検索エンジンに重視される左に置くのでは無く、コンテンツ自体を重視される左に置いて、その何らかの検索語にマッチしてる、品質が高いページであると、提示することが大切になってきています。

以上が、PC閲覧でのサイトのメニュー位置の変更の理由です。

メニュー位置は、ユーザビリティの重要事項です。
ですから、少し前から位置の変更は考慮していましたが、踏み込めませんでした。
しかしながら、右側のメニューになれて貰うのなら、早いほうが良いという結論に達しました。

そのうち、検索エンジンがもっと進化したら、人と同じような知能を持ち、メニュー位置など、検索に影響しなくなると思われます。
しかし、現状、SEOを重視しているサイトが次々に右に持ってきていますので、右が標準的になる可能性も含めての判断です。

ご意見がございましたら、よろしくお願い致します。