さて、前回の記事では200日線が岩盤だと言いましたが、短期的には割ってしまいました。しかし、週末に200日線の上に顔を出して引けました。
アベノミクスの相場上昇で3度、防波堤であった150日線は割れていますが、200日線を週末に死守したことで、一端の相場の終わりは回避したようです。今は微妙な位置にあるとは言え、短期的な調整で済む可能性は残されました。
今回の下落では、やはり思惑で上昇していた銘柄の下げは大きく、割安銘柄、高配当銘柄、優待銘柄の下落は小さかったようです。NISAの買いは一定の効果を及ぼしているようです。
もちろん、当サイトの注目銘柄、参考銘柄はしっかりとした動きでした。一部、ベクターとGMOインターネットの下落幅が大きかったのですが、心配はないものと思われます。
ベクターは元々思惑先行の銘柄であり、大きく育った場合、注目銘柄以上の上昇をする可能性もあります。確実性がやや弱いので参考銘柄にしております。GMOインターネットの場合は、本業は好調ながら、自己資本比率が少なく、こう言う状況では大きく下落することが多い銘柄です。しかし、子会社のGMOクリック証券の預かり資産の保証担保としておりますので、見かけ上、自己資本比率が少なくなっているだけのことであり、買い戻しも大きくなることが多いようです。
来週の動きも注目に値します。