株主優待は、自社製品を100株で2000円分、1000株で3000円分、年一回進呈です。
ご存じ、おつまみのなとりです。お酒のみにはたまらない珍味や魚介類や乳製品を使用したお菓子の製造販売をしています。株主優待はそれほどお得感はないもののちょっと欲しくなる方がいらっしゃると思います。
ここ10年、それほど大きな発展をしてきたわけではありません。株価も総じて安定しているという感じですし、経営状態もそれほど変化はありません。しかし、配当も安定しており、財務状況は割と良く投資には安心感があります。良く言えば堅実、悪く言えばおもしろみがない感じもします。
最近、少し変わってきたと思われるのは、海外進出に力を入れてきた事です。また、珍味主体の食品会社に珍しくテレビコマーシャルなども打ち始めています。
珍味のおつまみというものは、どちらかと言えば、日本酒の酒のつまみ文化で発展して来たもので、あまり海外には例がありません。普通のお菓子類ではなく、では、お酒の時のフライドチキンなどの食材かと言えば、また何となく違います。珍味という言葉も異色ですね。
特徴と言えば、魚介類や畜産物や乳製品を使った保存が利く普通のスナック類ではない副食系の食品でしょうか。こう言う説明をするまでもなく、日本に住んでいるお酒好きの方は、お手軽な酒の肴として利用している事でしょう。

ところがウイスキーやブランディなどにはこう言う感じの位置づけはありませんし、ワインはそもそも食事中に飲むものです。食前酒や食後酒などディナーなど、通常の料理が主体になっています。
最近のなとりはこの日本のおつまみ文化を海外に根付かせようとしています。普通のお菓子では物足りない、しかし、わざわざ料理を作るのは面倒で、お酒の時に封を開ければ手軽に使える副食系のお菓子と言うわけです。

考えて見ればウイスキーを寝酒に飲むときもチーズなどをスライスしてつまみに使いますね。そんな時になとりのコンパクトでお酒に合うチーズは最適ですし、チーズ鱈なども普通に合いますし、のしいかなども合いそうです。

飲茶の伝統がある中国などでも受け入れられそうですし、アジアや欧米でも日本食文化のブームもあります。もしかすると日本の中にだけ留まっていた珍味の文化が花開くかも知れませんね。
現在、100株で8万円程度、当サイトの見解は、お酒のみの方でちょっと珍味が堪らないと言う方は、購入するのも可です。いやいや、お酒のみの方は優待が楽しみでしょうね。