すこし前の記事で言及しましたが、異常なまでに上げ続けた相場は、普通より長く調整します。
そして、その調整もまもなく終わろうとしているようです。もし現在の神経質な相場が調整であったと言う前提ですが、ここ1,2週間で、方向性が見えてくると思われます。昨年末から六ヶ月上げ続けましたので、調整は普通の二倍の期間、さすがに異常な上げの後に異常に短い調整とは言えなかったようですが、異常な上げにふさわしい二倍の調整期間はまもなく到達します。
円相場も円高への揺り戻しは限定的な感じでした。その間にも円通貨は供給されていて、そろそろじわりと実質的に効いてくるでしょう。長期金利も4月に少し上がり、もみ合いを続けていましたが、下降トレンドをまた描き始めています。もちろんどちらにしても大きなトレンドで見れば史上最低の金利が続いています。
8月下旬から9月上旬までが反転のポイントになるでしょう。