今年の年末年始では、株式や経済の書籍を8冊ほど読みました。
相場がないときに集中して読むことにしていますが、年間数冊から20数冊になると思います。ですから今までに数百冊になっているのではないでしょうか。
雑誌類や入門的な書籍、重複しているようなもの、時代に合わなくなった物、あるいはくだらないと思った本は棄ててしまいますので、手元にある株本は、100冊以下です。
今年も特にこれはというようなものは、あるようなないような、もちろん、書籍と言うのはそれぞれに学べます。
その中で、これは良くまとまっているので読んでいて欲しいものがありました。始めて書籍を紹介しますが、むしろ読んでおくべきものです。
さて、当サイトのトップページに、以下の文言の表示をしていますね。
アベノミクスは、
日本経済と株価を押し上げ、
新たな成長世界へ導くのか?
異次元緩和で株が上がる、ただそう言う事だけではないのです。
金融緩和などは、もちろん、非常に大きなインパクトのあるもので、それ自体が大きなエネルギーになっています。
しかし、アベノミクスの本質は、いえ、隠れた政策は実は別の所にあります。それによって、大きな構造変化が起きているのはご存じでしょうか。
知っている人は知っているでしょうが、知らない人が多いのではないでしょうか。
もちろん、機関投資家や外資は知っています。
知らないのは、個人投資家のおそらく大部分の人々です。
実は日本企業や株式市場に歴史的な地殻変動が起きています。
なぜ、今、自社株買いを行う企業が多いのでしょうか。M&Aが増えているのはなぜでしょうか。
コーポレートガバナンス・コードやスチュワードシップ・コードがなぜ設定されたのでしょうか。
日本政府には今、伊藤レポート(イトウレビュー)と言う目標があり、それにそって政策が組み立てられ、半強制力を持った政策が次々に実行されているのはご存じでしょうか。
トップクラスのファンドマネージャーが、非常に分かり易く書いていましたので、これは読むべきと、紹介して置きます。
現在進行形の話でもありますし、まとめて書いてある書籍は他に知りません。
今、株式投資をされている方は、必ず読んでおくことをお奨めします。
知っている方は良いのですが、あなたが有利な立場に立つためにも、この事実だけはよく理解して置く必要があります。
楽天ブックスで購入なら、こちらから、
日本株は、バブルではない [ 藤野英人 ]