ヨーロピアンタイプ(European type)

オプション取引で、満期日のみ権利行使ができるものです。

満期日まで、いつでも権利行使が出来るものと、アメリカンタイプと言います。

陽極まれば陰転する(ようきわまればいんてんする)

相場格言の1つ。

上がるだけ上がって、周りが強き一辺倒になったら、下がりだすと言うことを言っています。
実際に、上がると思っている人ばかりになったら、すでに買われていて、これから新たに購入する人はいませんので、下がるのは道理です。

この格言は、「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」の陰陽思想の言葉を使って、相場の肝を言っています。
この世の根源に陰と陽、つまり、プラスとマイナス、N局とS局、凸と凹、これらのそう反する大極がある言う、陰陽思想は、相場にも通じるものです。

そして、陰陽思想は、陰の中に陽があり、陽の中に陰があると言っています。
まさに弱気の中に強気の種があり、強気の中に弱気の種があります。
必ず調整があり、必ず揺り戻しがあります。陰陽と言うのは、こう言う波動のことも言っています。

この格言が言っていることは、相場の綾や成り立ちや法則、そのものです。

陽線(ようせん)

ローソク足で、始まり値より、終値が高いものです。中を白抜き、又は赤くします。
終わる値のほうが安いものは、陰線と言い、黒、又は青で表します。

日本独特の物で この陽線と陰線があるために、相場の強さを視覚的に見ることが出来ます。

陽転(ようてん)

下げ続けていた相場が上昇に転じること。
逆に上昇していた相場が下げ基調に転じることを陰転と言います。

テクニカルのサインとして陽転、陰転ということも多いようです。

預金(よきん)

銀行などの金融機関にお金を貸すことです。
ゆうちょ銀行やJAバンクなどでは、これを貯金と称します。

つまり、金融機関にお金を貸し付け、債権を持つことです。
この債権の証明として預金通帳などが渡されますが、これは債券のようなものですが、正確には管理用の書類で、有価証券にはあたりません。

一行に付き、1000万円以内の預金元本と、その元本から生じる利息の範囲で、預金保護保険の対象になります。

預金準備率(よきんじゅんびりつ)

準備預金制度によって、市中銀行は預け入れられた預金の一定の比率を日本銀行の口座に入金して置く必要があります。
これの比率を預金準備率と言い、金融政策で日本銀行が準備率を変更することを預金準備率操作と言います。

支払準備率操作や法定準備率操作とも言います。

預金ファシリティー金利(よきんふぁしりてぃーきんり)

ユーロ圏の民間銀行が余剰資金を中央銀行に預け入れる際の金利を言います。
この金利水準を操作する事で、市中への通貨の出回り量をコントロールできます。

与信(よしん)

付与した信用のことを言います。信用を与えることです。

取引相手に融資や融資枠などの信用を与えることを言い、クレジットカードや掛け売りや付けなども同じです。

預貸率(よたいりつ)

預金に対する貸出の割合で、銀行の経営指標の一つです。

集めた預金の中のどれだけが貸出に回っているかと言う事で、100%を切っていると、お金を国債などで運用しています。
また100%以上ですと、他から借り入れをして貸出に回しています。

貸出金 ÷ (預金+譲渡性預金) × 100

預託(よたく)

株式などの有価証券を預けることです。
海外での取引などで、預託はよく利用されます。

予定利率(よていりりつ)

生命保険会社などが保険商品を運用する時に約束する利回りです。

保険に入るときの金融情勢により、予定利率は決定されます。
以前は、予定利率の変更は破綻前には出来なかったのですが、現在は内閣総理大臣の承認で、引き下げが出来るようになっています。

予備格付け(よびかくづけ)

社債発行時などにまだ格付が確定していない段階で、格付機関から発表される予定されている格付。
通常、何もなければ、そのまま本格付けになります。

呼び値(よびね)

売買される時に注文を入れる値段です。

概ね株価に応じて呼び値単位が決められていますが、TOPIX100構成銘柄と通常の銘柄では多少違います。

寄付き(よりつき)

その日の立ち会いの最初の取引です。
その時に付いた値段を寄付き値、または単に寄付きと言います。

寄り前(よりまえ)

その日の寄付きの前です。

弱気(よわき)

相場が下がると想定していること、又は意見、態度。

米国では、弱気は熊のベア(Bear)と言い、強気は雄牛のブル(Bull)と言います。

弱気も強気も、相場では声高に言うほどに、本音は逆である可能性が増しますので、一種のポーズ程度に受け取るのがよろしいでしょう。

弱含み(よわふくみ)

下落基調で、今後も下がりそうなイメージが支配している相場。
印象を言っています。

四本値(よんほんね)

日・週・月・年など、ある期間の中での以下のものです。ローソク足などで使います。

  1. 始値・・・・・・最初に取引された値段
  2. 高値・・・・・・その期間の取引された中での一番高い値段
  3. 安値・・・・・・その期間の取引された中での一番低い値段
  4. 終値・・・・・・最後に取引された値段
スポンサーリンク