- セーフティネット (safety net)
- 請求目論見書(せいきゅうもくろみしょ)
- 税効果会計(ぜいこうかかいけい)
- 政策投資(せいさくとうし)
- 政策に売りなし(せいさくにうりなし)
- 清算分配金(せいさんぶんぱいきん)
- 成長株(せいちょうかぶ)
- 成長率(せいちょうりつ)
- 制度信用取引(せいどしんようとりひき)
- 税引前当期利益(ぜいびきまえとうきりえき)
- 税引利益(ぜいびきりえき)
- 政府系ファンド(せいふけいふぁんど)
- 整理銘柄(せいりめいがら)
- 世界銀行(せかいぎんこう)
- セクターアナリスト(Sector Analyst)
- セクターローテーション(Sector rotation)
- 絶対期日(ぜったいきじつ)
- 節分天井、彼岸底(せつぶんてんじょう、ひがんぞこ)
- セリング・クライマックス(Selling climax)
- ゼロサムゲーム(zero‐sum game)
- 先駆株(せんくかぶ)
- 先行指数(せんこうしすう)
- 潜在株式(せんざいかぶしき)
- 潜在成長率(せんざいせいちょうりつ)
- 先導株比率(せんどうかぶひりつ)
- セントレックス(Centrex)
- 前場(ぜんば)
- 前引け(ぜんびけ)
- 全面高(ぜんめんだか)
- 全面安(ぜんめんやす)
セーフティネット (safety net)
金融で言う場合は、預貯金先の金融機関が破綻した場合の預金などの保護の仕組みを言います。
請求目論見書(せいきゅうもくろみしょ)
投資信託の販売に関して、必ず交付しなければならない交付目論見書以外に、請求があったときに交付する、寄り詳しい目論見書があります。
これを請求目論見書と言います。
税効果会計(ぜいこうかかいけい)
会計上の利益と税額は、計算方法が違うため、きれいに一致することはありません。
ですから、税金を企業会計上の利益をもとに算出し、税務会計上の実際の税額との差を前払いや未払いとして処理することを言います。
政策投資(せいさくとうし)
営業関係強化や系列化などを目的とした経営政策の観点からの株式投資を言います。
これに対して純粋な投資を純投資と言います。
政策に売りなし(せいさくにうりなし)
相場格言の1つ。
似たような格言に、「国策に売り無し」があります。
国の政策に逆らって売りをするなと言う格言です。
清算分配金(せいさんぶんぱいきん)
株式会社が解散して精算した場合、株数に応じて株主に分配される金額です。
実際には、このようなことはまずありません。
会社を精算するときは 事業に行き詰まった時で、その時は債務超過で負債のほうが多くなっていますので、戻ってくるお金はありません。
成長株(せいちょうかぶ)
売り上げや利益が持続的に伸びていく成長過程の銘柄。グロース株とも言われます。
こう言う銘柄に投資することを成長株投資と言います。
PEGレシオを参照して下さい。
成長率(せいちょうりつ)
ある地点から、ある地点の成長の度合いです。
計算は、
(到達地点の数字 - 初期地点の数字) ÷ 初期地点の数字 = 成長率
計算例、
今期一株辺りの利益100円 来期一株辺りの利益予想120円の場合、
(120-100)÷100=0.2
0.2×100=20% つまり、一株辺りの利益の成長率は20%です。
制度信用取引(せいどしんようとりひき)
取引所の決めた規則で行われている信用取引を、制度信用取引制度と言います。
取引所の基準で選定した制度信用銘柄と、貸借銘柄の取引が可能で、決済期限は6か月となっています。
税引前当期利益(ぜいびきまえとうきりえき)
経常利益から、突発的な特別損益を除いたものです。
これから税金を引いたものが純利益になります。
経常利益なども参照して下さい。
税引利益(ぜいびきりえき)
税引前当期利益から、税金を除いたものです。
当期利益のことです。純利益とも言います。
最終的な利益であり、自由に使えるお金であり、配当はここから出ます。
政府系ファンド(せいふけいふぁんど)
国家、政府が運営するファンドです。
大きな影響を市場に与えますが、実体はあまり明らかになっていません。
産油国の石油売却益や経済発展した国の外貨準備などが資金になっているようです。
整理銘柄(せいりめいがら)
取引所の上場廃止が決まった銘柄が指定されます。
整理銘柄として、概ね一ヶ月の売買ののちに上場廃止になります。
世界銀行(せかいぎんこう)
各国の中央政府や同政府から債務保証を受けた機関に対して融資を行う国際機関。
加盟国は184ヶ国。ワシントンに本部があります。
世界銀行グループは以下の5つによっています。
- 国際復興開発銀行
- 国際開発協会
- 国際金融公社
- 多国間投資保証機関
- 国際投資紛争解決センター
セクターアナリスト(Sector Analyst)
1つの業種分野を担当するアナリストです。
セクターローテーション(Sector rotation)
景気や相場の動向を把握した上で、各局面ごとに、有望な業種セクターに投資対象を切り替えていく投資戦略。
景気の拡大期では資本財需要が高まり、成熟期では消費財需要が高まるなど、一定のパターンが見られます。
ここに着目した投資戦略です。
絶対期日(ぜったいきじつ)
制度信用取引は、最長6ヶ月の期限があります。これを絶対期日と言います。
節分天井、彼岸底(せつぶんてんじょう、ひがんぞこ)
2月初旬の節分に高値を付け、3月下旬の彼岸に安値を付けるという経験則です。
過去にはこのような値動きがあったように思いますが、最近では当てになりません。
セリング・クライマックス(Selling climax)
パニック的な売り相場になること、又はその相場を言います。
往々にして、外部環境の急変や将来的な不安などで、相場参加者が総悲観になり、下落続きでの追証の投げも出て、売りが売りを呼ぶ展開になり、異常な安値まで売られます。
しかし、セリングクライマックスでは、それ以上売る人がいなくなり、大底になることが多いようですし、最後の投げ売りと言う意味で使うことが多い言葉です。
バイイング・クライマックスも参照して下さい。
ゼロサムゲーム(zero‐sum game)
ゼロサムゲームとは、パイを奪い合うだけで、利益と損失の合計は0になるゲームです。
つまり、利益を得ようとしたら、誰かから、ぶんどる必要があるゲームです。
投資に於いては成長しない市場はゼロサムゲームになります。
株式市場は、企業そのものが利潤を生み出し拡大していますので、非ゼロサムゲームの代表です。
ただし、短期売買になればなるほど、ゼロサムゲームの要素が出てきます。
先駆株(せんくかぶ)
相場の始めに動意付いて上がっていく株を言います。
株式は同業種など性格の似たグループで同じように動く傾向がありますが、その時に先陣を切って相場をリードしていく株が、先駆株です。
先行指数(せんこうしすう)
景気動向指数の種類です。
景気を先取りして動く11種の指数です。
景気動向指数を参照して下さい。
潜在株式(せんざいかぶしき)
転換社債や、ワラント債、ストックオプションなどの権利を行使した際に発生する株式のことです。
現在は発行株数には入りませんが、権利が行使されてしまったら、投資指標の1株当たり利益が低下したりして、一定の影響があります。
ですから、潜在株式調整後の1株当たり当期純利益の開示も義務付けられています。
潜在成長率(せんざいせいちょうりつ)
資本、生産性、労働力、という生産活動に必要な3つの要素のすべて利用した場合に達成されると推測される架空の成長率。
内閣府や、日本銀行、国際通貨基金などが潜在成長率を推計していますが、あくまで推計ですので、一致しません。
先導株比率(せんどうかぶひりつ)
株式市場の1日の総出来高に占める上位10銘柄の比率のことを言います。大商い10銘柄占有率とも言います。
通常は、15%~30%で推移します。30%を超えると加熱の兆候で、15%以下では、焦点の定まらない相場と言われます。
相場をリードするようなスター銘柄があるかどうかと言ったところです。普通は移動平均で見ます。
セントレックス(Centrex)
名古屋証券取引所の新興企業向け市場です。
時価総額が5億円以上などと、上場基準が緩くなっています。
セントレックスは、セントラル(central) と、ラテン語の王様を意味するレックス (rex) の造語です。
前場(ぜんば)
午前中の取引です。東京証券取引所では、9時から11時半です。
前引け(ぜんびけ)
前場の引け値、前場の終値のことです。
全面高(ぜんめんだか)
ほとんどの銘柄が、値上がりして引けること。
全面安(ぜんめんやす)
ほとんどの銘柄が値下がりして引けること。
こういうときに散発的に値上がっている銘柄に有望な場合が多いのでよく観察しましょう。