ダイエーの完全子会社化に向けての、イオン側提示の交換比率が決定しています。
イオン株1に対して、ダイエー株0.115です。今日のイオン株の時価で評価すると、ダイエー株125円ちょっとの評価という感じです。
1週間ほど前に打診買いも可と書いた時の株価(120円近辺)、及び参考銘柄で掲載した時の株価(216円、分割考慮108円相当)から言えば、上回っていますので、当サイトとしては一安心というところですが、かなりきついと言う感想を持ちました。
これはダイエーの臨時株主総会の特別議決で否決される可能性もありますね。三分の二以上の賛成票が必要ですので、そのためのプレミアムが少なすぎます。
私個人としては、高値で買っているものもありますので、平均するとちょっと失敗という感じなのですが、今後のイオン株の推移にも寄りますが、それほどのへこみにはなっていませんので、こちらも一安心と言ったところです。
もちろんこの株に対しては、概ね優待享受の銘柄で、先日の安値で少し買い増しと言ったところです。方針としては否決票を投じたいと思っていますが、可決されたらされたで、イオンの株主優待を享受しようと思っています。もちろん、状況にも寄りますが、イオンの優待は株数に応じて、優待比率が変わりますので、買い増しをしていく可能性もあります。
ダイエーの優待目当てで購入されていた方で、このまま交換された場合、イオン株の単位未満になってしまう方は、交換時に買い増し請求をされてイオン株として単位株にされるのが良いと思います。優待比率が下がってしまうかも知れませんが、配当(年間一株26円程度)もありますので、それほど不利にはなりません。
ダイエー店舗もやがてイオンの優待対象になるでしょうし、イオンでも優待が得られます。主立ったイオンの店舗に設置されているイオンラウンジで無料の喫茶行為をされるのもお得感があります。イオンラウンジは全国至る所にありますので、旅行時などでも休憩に使えるのかも知れません。
参考、イオンの優待。
100株以上 | 3% |
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500株以上 | 4% |
1,000株以上 | 5% |
3,000株以上 | 7% |
及び、イオンラウンジの無料使用。(飲み物、お菓子類)
ただし、当サイトとしては、ダイエーは参考銘柄から削除します。私個人としても完全な優待目当ての株として保持します。