- モーゲージ証券(Mortgage Backed Security)
- 目論見書(もくろみしょ)
- 保ち合い(もちあい)
- 持ちあい(もちあい)
- 持株会社(もちかぶがいしゃ)
- 持株制度(もちかぶせいど)
- 持株比率(もちかぶひりつ)
- 持ち高調整(もちだかちょうせい)
- 餅つき相場(もちつきそうば)
- 持分法適用会社(もちぶんほうてきようがいしゃ)
- モデル・ポートフォリオ(Model Portfolio)
- 戻す(もどす)
- もみあい(もみあい)
- モメンタム(momentum)
- モメンタム株(もめんたむかぶ)
- モメンタム効果(もめんたむこうか)
- 模様眺め(もようながめ)
- モラトリアム(Moratorium)
- モラルハザード(Moral Hazard)
モーゲージ証券(Mortgage Backed Security)
不動産を担保として発行された証券です。
多くの場合、住宅ローンの貸し手が、住宅ローン債権を債券の発行体に貸出し、債券化して一般投資家に売り出します。
目論見書(もくろみしょ)
有価証券の売出し、募集に際して、投資家に配布される文章で、内容や条件を記載しています。
有価証券の売り出し等には、必ずこれを作成し、投資家に交付しなければならない事になっています。
投資信託の売出しに関しては、大まかな交付目論見書があり、請求があったときには、詳細な請求目論見書を配布することになっています。
保ち合い(もちあい)
株価が一定の上下の間で動くことを保ち合いと言います。
多くの場合、上値抵抗線と下値支持線の間で、一定期間にわたって小刻みな動きを継続します。
エネルギーが均衡している状態で、せめぎ合っています。
やがて均衡が破れてどちらかに動き始めますが、これを保ち合い放れと言います。
保ち合い放れにつけ(もちあいはなれにつけ)
格言の1つ。
均衡が破れたほうに勢いがあると言う事を言っています。
ただし、出来高が出てこなければ、だましになります。
持ちあい(もちあい)
関連会社やメインバンクや取引先がお互いに株式を持ち合うこと。
関係強化と買収防衛で行います。
2001年に「銀行等の株式等の保有の制限に関する法律」が公布され、銀行との持ちあいは少なくなりました。
持株会社(もちかぶがいしゃ)
他の会社を支配するために株式を保有している会社。
純粋持株会社と、事業持株会社があります。
前者は自らは事業を行わず、会社を保有、統括することを目的にしています。
後者は自らも事業を行いながら、他の会社を保有しています。関連事業の会社を子会社化していることが多いようです。
持株制度(もちかぶせいど)
上場企業の社員に自社の株式を積み立て方式で少額から購入させる制度。
購入することに対して会社から何らかの援助のある場合もあります。引き出すまでは、持ち株会の共同名義になります。一般社員用の制度と、役員用の制度に分かれている場合もあります。
持株比率(もちかぶひりつ)
特定の株主の持株の発行済み株式数に対しての比率です。
50%以上の持株比率があれば、株主総会でのほとんどの議決を左右できます。
また三分の一以上あれば、特別議決も左右できます。
持ち高調整(もちだかちょうせい)
多くなりすぎた持ち高や少なくなりすぎた持ち高を調整するための売買。
ポジション調整とも言います。
年始年末などの連休入りや何かの大きな経済イベント、発表前に持ち高を解消して置こうということも行われます。
餅つき相場(もちつきそうば)
年末に市場参加者が少なくなって、少しの売りや買いで、大きく動く、上下に荒い相場のことです。
餅つきに例えています。
持分法適用会社(もちぶんほうてきようがいしゃ)
株式の所有比率が20%以上50%以下の非連結子会社や関連会社です。
50%以上は子会社になりますが、子会社ではなくとも株式所有比率が高く、影響力がある会社のことです。
持ち株比率に応じて被所有会社の損益等を反映させるように数値を修正します。
モデル・ポートフォリオ(Model Portfolio)
投資信託の販売で、実際ではないが1つの例示として明示する、国別、銘柄別の運用ポートフォリオです。
参考としていくつかを例示する場合もあります。
戻す(もどす)
下がっていた相場が上がって値を戻すことを言います。
上がっていた相場が下がることでは言いません。
半値戻しや全値戻しなどの言葉があります。
戻り足(もどりあし)
下げてきた相場が上げに転じることを言います。
戻り足が早いなどの用法があります。
戻り売り(もどりうり)
下げた相場で、一時的な戻りで売ることを言います。
戻り天井(もどりてんじょう)
大相場を経て、一度戻った時に付けた天井を言います。
戻り待ち(もどりまち)
下がり始めた相場が、一時的に戻ることを待つことを言います。
そこで売ることを戻り待ちの売りと言います。
もみあい(もみあい)
売りと買いの交差で、小刻みに動くこと。もみ合うと言います。
保ち合いに比べて、売り買いのせめぎ合いのある場合をもみあいと言います。
モメンタム(momentum)
オシレーター系の指標の1つ。
モメンタムとは、勢いや弾みという意味です。
計算式は、現在の値段から、X日前の過去の値段を引いているだけです。
0が中心で、0以上で強気、0以下で弱気相場となるかと思います。
ラインが下向きから上向きになった場合に買い、逆なら売りが基本です。
モメンタムの逆行現象というものがあり、上昇していてもモメンタムが下降、あるいは株価が下降でモメンタムが上昇などは、トレンドの反転と見ます。
モメンタム株(もめんたむかぶ)
成長期待が高く、勢いがある株式。材料株。
モメンタム効果(もめんたむこうか)
勢いよく上昇している株は、さらに上昇して行くということを言っています。
模様眺め(もようながめ)
相場の見通しが立たないため、様子を見ている様を言います。
モラトリアム(Moratorium)
債務の返済を一定期間猶予することを言います。
非常時の金融政策です。
重大な経済危機や大規模な自然災害などで発動されます。
モラルハザード(Moral Hazard)
非常時の仕組みや安全策を用意することで、交えって規律が失われることと言います。