OBV(On Balance Volume)
テクニカル指標の1つ。トレンド系のチャート。
オンバランスボリュームを参照してください。
OECD(Organisation for Economic Co-operation and Development、経済協力開発機構)
フランスのパリに本部のある国際機関で、経済成長、貿易自由化、途上国支援を「OECDの三大目的」として掲げています。
前身は、OEEC(Organization for European Economic Cooperation、欧州経済協力機構)でしたので、加盟国はヨーロッパの国が多くなっています。
ヨーロッパからは、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、フィンランド、スウェーデン、オーストリア、デンマーク、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、アイルランド、チェコ、ハンガリー、ポーランド、スロヴァキア、エストニア、スロベニアの21カ国。
その他の国は、日本、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、スイス、ノルウェー、アイスランド、トルコ、韓国、チリ、イスラエルの13カ国です。
2015年現在。
OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)
金利スワップの一種です。翌日物コールの将来(1~3か月先)のレートを固定レートと交換するのがOISです。
金利スワップとは、金利の支払いを相互に交換する取引です。
固定金利の債務をもっているところと、変動金利の債務を持っているところが、お互いの金利の支払いを交換することです。片方は、変動金利を受取って固定金利を支払う取引を行い、もう片方は、固定金利を受け取って変動金利を支払う取引を行います。
期間が終わるまで、得をするか損をするかは分かりません。相場を見ながら、利益目的、あるいはヘッジ目的で行われます。
現在の市場のOISのレートは、将来の日銀の誘導目標レートがどのくらいかの市場参加者の予想が反映しています。ですから、日銀の金融政策スタンスに対する市場の見方を観察するための指標の1つとして注目されています。
アセットスワップなども参照してください。
OPEC(Organization of the Petroleum Exporting Countries、石油輸出国機構)
オペックと呼ばれ、ウィーンに本部がある1960年に設立された組織です。原油産油国の利益を守る目的で、石油の生産量や価格の調整をしています。
世界最大のカルテルと言われ、原油価格の決定権を国際石油資本より奪う成果を見せています。
原油の生産量の40%程度、埋蔵量の3分の2を占めていますが、近年、非オペック国の増産や、シェール石油革命、新しい油田の発見などで、相対的な影響力は低下しています。
サウジアラビア、クウェート、イラン、イラク、ベネズエラの5ヶ国で結成され、カタール、リビア、アラブ首長国連邦、アルジェリア、ナイジェリア、アンゴラ、エクアドルが加わり、2015年現在、12ヶ国です。
OTA(Online Travel Agent、インターネット専門の旅行業者)
店舗を持たず、インターネット上だけで営業を行う旅行業者のことです。
海外では半数以上のシェアを占めています。ホテルに特化している世界的なサイトは、「Booking.com」になります。
日本では、ホテルなどの予約サイトでは、「じゃらん」や「楽天トラベル」が有名です。
OTAはホテルの予約だけではなく、航空券の予約に特化している所や、単発の現地ツアーの予約に特化している所もありますし、総合的に営業をしている所もあります。
OTC(Over the counter、相対取引)
相対取引、店頭取引のこと。取引所を介さない直接的な取引のことを言い、主に債券などが金融会社や証券会社の店頭で取引されます。
顧客の出す注文に対して、証券会社やブローカーが取引の相手方となって応じる取引や当事者同士の1対1の相対売買など。
過去には株式も取引されましたが、現在の日本では、この方式で取引する店頭市場はありません。