株取引や証券会社に馴染みのない方などに、口座の開設について説明します。

株式の取得は、もちろん証券会社に口座がないと出来ません。投資信託などは銀行でも購入できる場合がありますが、やはり証券会社の方が投信の種類が多いですし、手数料も安いようです。また、MMFやMRFなど、銀行金利より高い、ほぼ確実な利回りが約束される預金感覚で使える投資信託もあります。

銀行口座と、証券口座、そして、保険会社とのお付き合いは、人生にとって、必ず必要なものです。また必ず必要になります。
特に銀行と証券会社は、必要になったときに口座を持つというスタンスではなく、使う使わないに係わらず、メイン口座とサブ口座ぐらいは、いざというときのために、予め準備して置きたいものです。

証券口座の比較はこちら

証券会社はやはり使い勝手

証券会社はどこが良いのでしょうか。端的に言えばどこでも良いのですが、当たり前の事として、あなたに取って使いやすいところであることが大切です。

小さな証券会社でも、大きな証券会社でも、ネット証券会社でも、法律で規制保護され、あなたの預かり資産は、安全です。ですから、信用力の面では、どこでもあまり変わりません。

要は使い勝手と、手数料の差、入手できる情報量や種類、地方市場や外国株など、購入出来る株式市場、投資信託の種類、そして、あなたの好みに合うかどうかです。

手数料の安さで言えば、ネット証券、ネットで取引できる証券会社が抜きんでています。入手できる情報でも、いつでもネットで銘柄のチャートや四季報や独自の詳細情報を確認できるネット証券に軍配が上がると思います。

やはりインターネットで取引できる証券会社は、便利さと安さが魅力です。特にこだわりがなければ、インターネットで取引できる証券会社を推奨します。もちろん、今ではネットに不慣れなお年寄り以外の個人は、ネット取引が一般的でしょう。対面営業の証券会社と比べて、営業電話が掛かってこないこともネット証券の利点ですね。

ホームページの操作性や取引画面が自分にしっくりくるかは、試してみなければ分かりませんが、極端に分かりにくいと言うところはないと思います。ただし、どこでも同じと言うものでもないのは、確かです。やはり私の場合は、どうしても感覚的になじめない、いつも必要なメニューを探しまくってしまうところもあります。

私もインターネットを主体に取引をしていますが、現在、8つの口座を持っています。 それでもすべての口座を使っているわけではありません。以前はよく使っていて、今は休眠している所もあります。何年も前に口座開設していて、やっとこの頃、使い始めた証券会社もあります。

情報収集だけで使っていて、そのうちにこちらの方が使い勝手が良いと、使い始めたりしている所もあります。根本的には操作性の好みによるという感じですが、取引していて、だんだんと操作性の好みが変わって来たりします。また、画面が改変され、画面のセンスが合ったり、合わなくなったりもします。

ですから、証券会社の特長も含めて、それぞれの方の好みでしょう、としか言えないのかも知れません。手数料の少々の差より、自分にとっての使いやすさの方が重要であったりします。しっとりと自分になじむ所を見つけて下さい。

証券会社の比較でそれぞれ解説しますが、本当は使って見ることが良いでしょうね。

家族名義口座について

株主優待銘柄を複数単位もって、それぞれに優待を貰うために、家族で名義を分散すると、お得感があります。ひとりずつに優待は来ます。

それぞれに証券口座を開きますが、親や奥さんなどは購入に自分のお金を使えば、全く問題がありませんが、未成年の子供口座について少し書いておきます。

未成年の子供口座では、親のあなたが子供の財産の管理運用をします。
あくまで子供の財産になりますので、元が親のお金であれば、贈与税非課税(申告不要)の範囲の年間110万円以内で、口座にお金を移します。それ以上は贈与税を払って移動することになります。
もともとの子供名義の預金などから移す場合はどれだけでも構いません。

取引はあなたがしますが、儲かったお金をあなたが勝手に引き出して、あなたのものにすることを繰り返すと、単なる名義貸しに見なされますので注意してください。

あくまで子供の財産であるとの認識を持って下さいね。子供の将来のための株のプレゼントと考えて下さい。預金などばかりにして置くより、よっぽど有意義です。

もちろん、株主優待品などは、家族で有意義に消費、使用して構いません。毎年、毎年、お子さんが小さな時は、家族みんなで優待を享受し、大きくなったら、お子さん自身が優待を享受できます。

10年、20年を見れば、会社によっては大きく育つところもあります。お子さんに50万円残してあげても、大して役に立たないのかも知れません。しかし、その50万円で、お子さんの成長と共に大きく成長する会社の株主にして置いてあげれば、将来あなたに感謝するでしょう。

未成年者の口座

未成年では口座を持てない証券会社と、口座を持てる証券会社があります。

少しづつ機会を見てお子さんに株券を譲渡したり、株主優待をお子さんの名義でも受けたりするために、未成年でも持てる口座をお子さんのために早めに作って置くことをお奨めします。

未成年の子供用の口座を開設するには、親のあなたの口座を、まずその証券会社に開設する必要がある証券会社が多いです。その後、子供の口座を申し込みます。また、通常、親の同意書と、親との関係を示すために住民票などが必要です。

未成年口座が開設出来るネット証券会社は、証券会社の比較で詳しく言及しますが、
SBI証券 マネックス証券ライブスター証券松井証券などです。

スポンサーリンク