株主優待確定月、2月末、8月末。

買上金額20円(税込)以上につき、金額の5%を割引。 株主優待カードが進呈される。他の割引きと併用可。

50株以上?? お買上額累計 20万まで5%割引=1万円 100株以上 お買上額累計 40万まで5%割引=2万円 150株以上 お買上額累計 60万まで5%割引=3万円 200株以上 お買上額累計 80万まで5%割引=4万円 250株以上 お買上額累計 100万まで5%割引=5万円

現在、216円、50株で約1万円程度の投資ですので、近くにダイエーがあり、買い物をされる方は、購入しない手はありません。投下資金はすぐに回収出来ます。

さて、やや不安な企業再建中のダイエーですが、今、当サイトで取り上げる訳は、、、

夜明け前のダイエー

売り上げ3兆円、小売店業界第一位、価格破壊の雄を誇った巨大艦ダイエーも、バルブの崩壊と共に経営崩壊になりました。 経済再生機構を経て、現在丸紅とイオンの元で、苦しみの経営再建を行っています。

16年間無配です。ダイエーの再建はまだまだ遠い先、又は不可能とも思われているかも知れません。 今期、計画の経常黒字に復活という夢も叶いませんでした。関係者の落胆は計りがたい物があります。あの強いダイエーは見る影もありません。

しかし、当サイトは紆余曲折があるとはいえ、そろそろ大丈夫ですよとエールを送りたいと思います。

2兆5千億もあった有利子負債は、苦しみの資産の売却、不採算店の閉鎖、縮小などによって、現在驚くべき600億以下に成っています。株主資本は、36%程度、一株株主資本は600円程度で、株価はその三分の一。 純資産は1300億強、売り上げは8000億程度は維持模様。

普通であれば、株価は500円以上で、まあまあの企業です。足りないのは、利益です。赤字の垂れ流しになっています。

ダイエーは、負債で店舗を拡大し、安売り攻勢を仕掛け、既存店の利益は新規店の建設に回し、多角経営を志向し、莫大なダイエーグループを作り上げました。

銀行は資金をいくらでも貸しました。株主資本数%でも、利益が出ている巨大スーパーグループです。ダイエーの信用力で資金はいくらでも導入できました。

しかし、バブルの崩壊で、担保の土地の評価が下がります。本業の利益が出ません。

膨大な借入金の利息が重くのしかかります。 消費者の嗜好が変わります。総合スーパーは何でもあるが何にもないと言われる時代に成りました。コンビニが台頭します。

ネット販売が台頭します。既存店の利益を新規店の建設に回していましたので、ダイエーの店舗は改装が行き届かず、時代にも乗り遅れ、古びた物ばかりになっていました。

ダイエーも馬鹿ではありません。しかし、資金がありません。本業が傾くと莫大な有利子負債の存在は、銀行の回収意欲を高めます。借り換えは満足に出来ません。貸し渋りと、上乗せ特別金利の条件が付きます。打つ手も打てず崩壊を早めます。無間地獄です。

しかし、リストラと出血の資産売却、本業の縮小、経費の削減で、なんとか有利子負債を削減します。長い道のりでした。しかし、現在でも負債の利子は上乗せで、通常大企業の4倍の4%、しかも毎年70億の返済義務が課せられています。苦しい事には変わりません。

数年前から、ようやく、新規店の出店、既存店の改装に投資できるように成りました。十数年何も出来なかった付けは大きく、投資資金はいくらあっても足りないという状況です。 しかし、考えて見れば、ここまで回復したのです。

今はスーパー業界はどこも減益、東北の地震もありました。コンビニに負けています。 その中で、通常より高い利子を払い、滞ってきた店舗の投資をして、今期黒字決算予想から、一転赤字決算。残念ですが、不利な条件を背負いながら、ほぼ均衡になっていると当サイトは考えます。

再建で膿は出し終わっていますので、黒字になればすぐに配当が出せます。利益が出て、配当が出せるような企業なら、安い金利に借り換えも出来ます。現在の70億毎年強制返済の条件も消えます。

スーパー第一位から転落、店舗も縮小していますが、それでも関連を含め、500店を超える店舗を有している大スーパーです。現在の状況であれば、何かのきっかけでみるみる回復します。

万が一、ここから再建が失敗する可能性が出てきたとしても、ブランドは地に落ちたとはいえ、500店舗の(駅前に多い)店舗網は、持ち分会社のイオンが欲しがるでしょう。

現在は債務超過でも無く、財務はそれなりですので、子会社にするにしても、吸収するにしても、それなりの価格で株集めをすることになります。

放置して一番怖いのは、ダイエーがウォルマートに買収された西友と一緒になることです。そうなれば併せて800店以上を有する外資スーパ?との正面戦争が待っています。このシナリオだけは絶対に阻止したいとイオンは思っているはずです。

現在の状況、内外を総合的に考えて、当サイトは現在ダイエー株に投資することは、実質的にはかなり安全性が高く、儲かる要素、優待の有利さでお勧め出来ると考えます。

ただし、小売店の冬の時代は続きますので、膨大な値上がりはすぐに考えられず、お奨め銘柄では無く、注目銘柄にいたします。 当サイトの見解は、小資金で済みますので、遊び程度に購入して、優待権利を獲得しておきましょう。まだ下がる局面もあるかも知れませんが、損には成りにくいと思いますということです。