メッキ薬品、装置などの製造販売の総合メーカー。 株主優待は、カタログギフトになります。年一回、権利確定日3月。 100株以上?? 5,000円相当の商品 (ギフトカタログより選択) 500株以上?? 10,000円相当の商品 (ギフトカタログより選択) 1,000株以上?? 15,000円相当の商品 (ギフトカタログより選択)
100株で5000円のカタログギフトはお得な感じもします。
新たな商機の到来か
株価は、現在、1900円程度。100株で約20万円の投資になります。
長期の下げ波動から、上昇波動に入り始めたところで、株価が崩れました。震災の影響での減益が効いたようです。
特に自動車用のプラスチックめっき薬品の販売不振があったようです。自動車製造が部品不足や電力不足のため大きく落ち込んだのは、記憶に新しいところです。
海外向けなどは好調を維持し、国内自動車製造も持ち直して来ていますので、これはあくまで一時的なことと推測します。
今日では自動車にはプラスチック製の部品が多く使われ、荏原ユージライトはそのめっきでのシェアの7割を占めています。
自動車は省エネ推進の期待が大きく、技術開発も省エネ分野が重視されています。ハイブリッド化と共に車体の軽量化が重要な位置づけになっています。
しかし、軽量化は行き着くところまでいっており、強度的に問題の無い部分は、すでにプラスチックに置き換えられています。ですから、鉄材で無ければ成らなかったところをいかに他の軽量材質に置き換えるかが課題になっています。
ここに来て注目され、開発されたのが炭素繊維の加工技術です。従来の加工技術から大きく進歩し、細かな形状の加工が出来るようになりました。かなりの部分の鉄材部品を炭素繊維で置き換えが可能になり自動車に採用される予定です。
しかし、炭素繊維を製造する大手の繊維メーカーに取っては一部の事業になり、株価の上昇や収益の上昇はあまり望めません。置き換えられた炭素繊維の部品のある程度の部分は、めっきや塗装が必要になります。
自動車部品に対するめっき薬品や装置の需要は増え、荏原ユージライトのような小さな会社にとっては膨大な需要になります。自動車部品のプラスチックめっき関連で、すでに大きなシェアを占めている荏原ユージーライトが、その需要の大部分を手にすることは夢でも何でもありません。
現在、PER10倍程度、PBR1倍程度。
当サイトの見解は、上昇波動に入り始めた所での、現在の一時的な株価の崩れを拾って見るのも面白いかもということです。