当サイトの注目銘柄、RIZAPグループが、いよいよ東証一部上場を射程圏内に治めたようです。
上場申請について
今期中に東証一部に上場申請したいとWEBメディアでのRIZAPグループの社長の発言がありましたが、株主総会でも、時期は申し上げられないが、2年も3年も先の夢物語の話ではありません。楽しみにお待ち下さいと言う主旨の発言があったようです。
これらの発言から、一年以内、今期中と言う判断で、ほぼ間違いがないものと思われます。
もちろん、不測の事態もありえますが、ここまでの発言があると言う事は、主幹事証券の事前審査は受けていると思われます。
なお、流通株式が少し不足している問題は、上場時に公募をすることで解消することを会社側は示唆しているようです。
少なくとも方法はいくらでもあり、問題ではなさそうです。
さて、本日この記事を配信しましたのは、現在、東証への上場申請を済ませたと推測されるからです。
もちろん、あくまで私の推測で、確約するものではありませんので、ご承知置き下さい。
東証へは鞍替えではなく、新規上場になります。
こうした場合、株主総会での議決を得て、取締役等の陣容が正式に整った段階で申請をします。
総会は今月24日土曜日でした。
そして、最近M&Aをした堀田丸正が28日に正式にグループ入りします。
ですから、26日か、27日と考えられます。
その後でもよろしいのですが、入ったばかりで本当には内情が分からない堀田丸正の書類記述は、誤謬が起こるかも知れません。
以前の審査は主幹事の審査の後追いでしたが、最近では上場したばかりでの下方修正、赤字転落などもあり、この点の審査が厳しくなっています。
従って、経理上まだよく把握できない堀田丸正を子会社化する前の方が相応しいと思われるからです。
ですから、保証は出来ませんが、6月26日か、27日(本日)であったと思っています。
そして、新規上場の場合の審査期間は、約三ヶ月。
従って、あくまで推測ですが、審査発表は、9月の末か、10月になるのではないでしょうか(予備申請をしていた場合は除く)。
※後述、時価総額が1000億円以上になる見込みの企業の審査は一月余分に掛かる事を失念していました。10月末~11月とも思われます。
東証一部での相場
グループに50数社、内上場企業9社。従業員数5000人以上。
閉鎖的な地方市場のままで、ここまで大きくなった企業はありません。
現在、RIZAPグループが上場している札幌証券取引所は260程度ある証券会社の内、19社でしか買えない市場です。
どこでも買える東証へ行くこと自体が、大きなインパクトになります。
また、投資信託のほとんどは、地方市場の株式の組み入れが内規で規制されています。
しかし、RIZAPグループが東証一部へ上場した場合、組み入れを考える投信が非常に多いと推測されます。
中には無条件で組み入れる所も出てきます。
何はともあれ、今をときめく誰もが知っているRIZAPグループを組み入れないと言うのは、顧客にも上司にも言い訳が立ちません。
さて、当サイトでは以前、歴史的大相場の条件を挙げたことがあります。
- 誰もが知っている企業、もしくは話題性
- 二番手がいない、もしくはその分野で圧倒的企業
- 機関投資家がほとんど持っていない
- 時流に乗っている、もしくは国策にそった企業
- ある程度の流動性があること
ほぼ、当てはまったのではありませんか。
RIZAPグループは、社長の持株が多い、優待享受のための固定された株式が多い、長期投資家の持株が多いと言った特長があります。
浮動株は17.5%ですが、実質の浮動株はもっと少なく、株式の取り合いになる可能性が高くなっています。
※5番のある程度の流動性があること、とは、いつでも換金性がある程度の流動性の意味で、浮動株は少ない方がよろしいです。
現在、様々な形で、地方市場でも買える機関によって集められているふしがあります。
彼らは東証上場で多くの機関投資家(投資信託)に買われることが分かっているので集めているのです。
先日も三流投資顧問業者によって、一方的な中傷記事が書かれましたが、こういった記事は概ね集めている機関が個人に売らせるために、金銭で書かせるものですから、集めいている証拠とも言えます。
場中を見ても、売り崩しやふるい落としなど、不自然な動きが横行しています。
中長期投資をしている投資信託などは、東証上場と共に検討したい銘柄を調査部に調査を依頼します。その結果が分かるのは、一ヶ月か、二ヶ月。
その後、銘柄会議に掛けて投資を決定します。
キリがないので、あまりないと思いますが、上場決定前に特別に調査部へ依頼している投資信託もあるのかも知れません。
また、ある程度の権限を持っているファンドマネージャーがいれば、当初から自己裁量で買ってくるのかも知れません。
ですから、上場後、徐々に順次、加速度的に買われる可能性があります。
大相場が待っている可能性が高いと思われます。
RIZAPグループは、最近は低迷してましたが、過去にはPER30~50ぐらいしていました。
ですから、札幌市場でもPER50までは回復過程になります。
すべては憶測ですが、かなりの高値まで買われる可能性もありますので、当サイトは今後とも注目して行きます。