いつも当サイトをご覧頂き、ありがとうございます。
トリプルパワーは、おそらく個人では数少ない独自ドメイン運用の株式サイトではないでしょうか。
当サイトは独自ドメインを取得して、ビジネス用サーバーで配信しております。
これはひとえにWEBサイトの信頼性を示すという姿勢です。
独自ドメインを取得すると言う事は、ドメイン管理機関やレジストラーに身元を明らかにして登録しているということです。
また、業務用のサーバーとも契約を交わしていますので、無料ブログでの運用とはまったく次元が異なります。
無料ブログや無料サーバーでは、何でもやり放題、詐欺まがいな違法な書き込みしたり、煽って売り抜けても、逃げてしまえば済むわけです。
無料ブログでの運用がすべてそうだとは言いませんが、少なくともそのようなアバウトな立ち位置には、居たくないということです。
これが逃げも隠れもしないことを示す、私のこだわりの1つになっています。
しかし、トリプルパワーはそれだけに留まりません。
SSLサーバー証明書の取得への準備
少し将来のことになりますが、デジタル証明書(SSLサーバ証明書:セキュリティ証明書)を取得して、サイトの信頼性の確保と暗号化通信を行います(SSL化)。
まずその前段階として、今回、レンタルサーバーから、仮想専用サーバー(VPS)への移転を行います。
SSL化のための高速化、高機能化と、最先端のPHP7.0の導入のためです。
SSL化をしますと、暗号通信になりますので、速度が低下します。ですから、準備段階として、高速なサーバーへ移転する必要があると判断しました。
具体的には、4コアのVPSサーバーへの移転になります。
SSL化に関しては、現状で行えば個人の株式ブログでは、おそらく日本で初めてのことになるかと思いますが、時期尚早と判断し、準備段階に留めます。
外部から導入しているツールや広告なども対応していないため、現状ではかえってブラウザによって安全が不十分なサイトと表示されてしまうかもしれないと言うことが理由です。
ただし、お問合せフォームは、デジタル証明書を取得してSSLに対応させました。
書き込まれた内容や個人情報は暗号化され、傍受は不可能になっています。もちろん共用SSLではなく、専用SSLです。
VPSサーバー
1、個人や中小企業などが一般的に使うのは共用サーバーです。
これを主にレンタルサーバーと呼びます。
サーバー運営会社がすべて構築し、コントロールパネルを作り、すぐに誰でも使えるようになっています。
構築した一台のサーバーを何人かで共用して使い、アパートやホテルの一室を借りることと同じようなものです。
ただし、用意された使い方しか出来ませんし、共用利用者が無茶な使い方をしますと、自分のサイトも影響を受け、重くなってしまいます。
2、これに対して、専用サーバーと言うものがあります。
一台丸ごとの自分だけのサーバーで、好きに運用できますし、サーバーの性能も独り占めです。
しかし、レンタルは高額で、しかも区画しただけの土地を渡される様なもので、家を建てる(サーバーの環境を構築する)のは自分の仕事です。
この1と2の中間的なものに、VPSサーバー(virtual private server、仮想専用サーバー)と言うものがあります。
一台のサーバーを仮想的に分割して、何台ものサーバーが稼働しているようにしたものです。その仮想的な一台を丸ごと借りるわけです。
通常、OSなどは選んで、インストールされて渡されるか、ワンクリックでインストール出来るようにしてあります。
つまり、マンションの一室のようなものです。ただし、壁もむき出し、家具もありません。サーバー環境を構築するのは自分自身です。
しかし、サーバーのリソースは独り占めできます(あくまで仮想的な一台ですが)。
もちろんトラブルが起きたら自分で解決することが、原則になります。
作業行程
現在、VPSサーバーを契約し、環境を構築しつつあります。
サーバー用OSは、最新のCentOS Linux 7.2.を選んであります。ウェブホスティングのサーバーソフトは、Apache 2.2です。
トリプルパワーは、PHP(Hypertext Preprocessor)というプログラム言語の上で動いているCMS(Contents Management System)ですが、このPHPを最新の7.0に変更します。
まだレンタルサーバーでは、7.0はほとんど対応していませんが、自分で構築出来るVPSなら自由にインストールできます。
このPHP7.0は、従来の5.6から比べて、ほぼ2倍の速度で動くと言う事です。この2倍の性能差なら、いち早く先行する意味があるわけです。
実は様々なトラブル続きで、かなり難航をしていますが、行程は以下のように進みます。
- VPSの契約と構築(←現在ここ)
- トリプルパワーのVPSサーバーへの移転と、動作確認(動作速度が向上します)
- PHP7.0に対応した最新テンプレートへの交換(外観が変わり、性能が良くなります)
- PHP7.0での稼働(動作速度がさらに向上)
- (近い将来的に)SSL電子証明書の導入と、暗号化通信(httpから、httpsへ)
※2と3は前後することがあります。
最終的にURLが、httpからhttps(SSL/TLS通信用URL)へ変わりますが、httpへアクセスされても、自動でhttpsに飛ぶように設定するつもりです。
その時には、ブラウザのURLの表示の所に鍵のマークが出て、SSLサーバ電子証明書が導入されているサイトであると分かると思います。
(大企業や証券会社や銀行と同じですね。)
このSSL化は、おそらく1年後程度先になるものと思います。
ヤフーも2017年3月にかけて対応と言う事ですので、主だった所は来年か再来年には対応すると思っています。トリプルパワーもそのころに対応します。
移転をするサーバーは、現状でSSL化が可能なサーバーですが、ITの世界の進化は早く、おそらくそのころには、普通のレンタルサーバーでも基盤が整っていることでしょう。
しかし、専用でサーバーを構築していること(専用のIPアドレスを持っていること)も重要な意味がある訳です。
ですから、当面の目的は、SSL化に困らない高速化と専用のIPアドレスからの配信のためのサーバー移転になります。
決意表明?
費用のほうは、皆さんの協力もあり、広告収入でのちのち回収していけるのでは(汗)ですが、大きな問題は、やりきれるかと言う事ですね。
しかし、書いてしまったので、やるしかありません。
朝の4時から始めて、深夜まで無駄な試行錯誤をしていたり、意図したようにサーバーが動かず、導入したいツールを断念したりと、少々疲労困憊気味で、くじけそうなので、ここに書いた、書いてしまったというのが事の真相です。
当然、専門技術者ではありませんので、試行錯誤の連続です。
速度については、閲覧に充分であれば、記事の内容のほうが大切であることは確かですが、品質というのは全方位的なものです。
そして、また、バックヤードで書き込んだり、編集したりという作業は、閲覧するよりもっと負荷が高く動作が遅く、何とかしないと書く気が失せてくるだろうと言う問題もあります。
また、現状でも、アクセスが増えてくるにしたがって、ページが増えてくるのにしたがって、動作が徐々に低下していますので、いち早く手を打つ必要もあるでしょう。
このように無料ブログなどを使わず、自前でほぼすべて構築すると言うのは、なかなか苦労もします。
しかし、自己満足と言うのは、人生で何より大切なものです。自己満足こそが、生きる意味です。
※作業中、記事のアップが滞るかも知れませんがよろしくお願い致します。