水準訂正(すいじゅんていせい)

現在のファンダメンタルズと比較して、適正な水準から乖離している株価が、是正されることをいいます。

同じような同業他社に比べて、割安、あるいは割高な銘柄が、それまでの居所を変え、適正であると思われる価格帯に移行することです。
赤字転落などの時も、水準訂正されます。

これが行われる時は、概ね短期間で大きく動きます。

スイングトレード(Swing Trade)

短期間、数日から数週間で乗り換えていく投機的なトレードです。

デイトレードのような一日の動きには乗らず、ある程度のトレンドの中の一波分程度を追います。

スクリーニング(Screening)

株式投資銘柄を選び出すときにある色々な基準を決めて抽出すること。

単にコンピュータの自動検索機能による銘柄抽出のことを言う場合もあります。

スタグフレーション(Stagflation)

stagnation(停滞)とinflation(インフレーション)の合成語です。
経済用語で、不況にも関わらず、物価上昇が続くことを言います。

スチュワードシップコード(Stewardship Code)

責任ある機関投資家の諸原則と言います。直訳すれば管理者の心構え程度の意味です。
元々は英国において2010年に定められた7つの原則に基づく機関投資家の責任ある行動を示した指針のことです。

2014年2月、金融庁は「責任ある機関投資家の諸原則」を正式に制定しました。
日本版スチュワードシップ・コードです。

  1. スチュワードシップ責任を果たすための明確な方針を策定し、これを公表すべき
  2. スチュワードシップ責任を果たす上で管理すべき利益相反について、明確な方針を策定し、これを公表すべき
  3. 投資先企業の持続的成長に向けてスチュワードシップ責任を果たすため、当該企業の状況を的確に把握すべき
  4. 投資先企業との建設的な「目的を持った対話」を通じて、投資先企業と認識の共有を図るとともに、問題の解決に努めるべき
  5. 議決権の行使を行使結果の公表について明確な方針を持つとともに、議決権行使の方針については、単に形式的な判断基準にとどまるべきでなく、投資先企業の持続的成長に資するものとなるよう工夫すべき
  6. 議決権の行使を含め、スチュワードシップ責任をどのようにして果たしているのかについて、原則として、顧客・受益者に対し定期的に報告を行うべき
  7. 投資先企業の持続的成長に資するよう、投資先企業やその事業環境等に関する深い理解に基づき、当該企業との対話やスチュワードシップ活動に伴う判断を適切に行うための実力を備えるべき

執筆時現在(2015年)、ほとんどの日本の機関投資家が、このコードの受け入れを表明しています。
このコードにより、日本の生保などの機関投資家が、物言わぬ投資家であった時代から比べて、革命的な変革が訪れています。

ステークホルダー(Stakeholders)

企業における利害関係者のことです。
株主、顧客、取引先、一般消費者、地域住民、地方公共団体などを言います。

スティープ化(steepening)

急勾配のことを言います。
長期金利と短期金利のカーブを示すイールドカーブ(利回り曲線)は普通、長期金利のほうが金利が高くなるので、右肩上がりのカーブになります。
このカーブが顕著になって急角度になることをスティープ化と言います。この逆はフラット化と言います。

ストキャスティクス(Stochastics)

テクニカル指標の1つ。オシレーター系です。

過去の一定期間における最高値と最安値のレンジの中で、現在(間近)の株価がどこに位置するかを示すものです。
したがって、オシレーター系とは言え、買われすぎや売られ過ぎを示すのではなく、常に現在近辺が高いか安いかで、株価の傾きの位置を示します。
普通はストキャスティクスを移動平均したラインと一緒に使い、クロスを見ます。又は、スローストキャスティクスと言い、移動平均したものと、それをさらに移動平均したものとを使います。

0%~100%をとり、50%が中位で、50%を超える、又は割り込むことでトレンドの発生を知ることが出来ます。そして、20~30以下で下降トレンドの中にあると言う事を示し、70~80以上にある時は上昇トレンドの中にあると言う事を示します。
ですから、そのゾーンを外れてきたと言う事で、トレンドの終了を知ることが出来ます。20~30以下から上昇してクロスした時が買いシグナルで、70~80以上から落ちてきてクロスした時が売りシグナルです。
決してゾーンに入ったときではありませんので注意して下さい。ほとんどの解説書が間違えています。往来相場に強く、トレンドが発生してる時に弱いと解説している場合もありますが、間違いです。

ストックオプション( Stock Option)

役員や従業員が予め決められた価格で自社株を買う権利をいいます。

株価が上がれば利益を得ますので、士気を高めるために付与されます。
また、高額な報酬を出す必要がある技術者などを雇い入れたいが、財務上難しく、将来の(株価の)報酬で支払いたい場合などです。

ストックレンディング(Stock lending)

貸株サービスのこと。

貸株サービスを参照して下さい。

ストップ高(すとっぷだか)

前日の終値から比べて、ある一定以上の値上がりを規制すること。

ストップ高になった場合は、それ以上動かず、取引所や各証券会社の基準で配分されます。

サーキットブレーカーの一種です。

逆のストップ安もあります。

板寄せ売買も参照してください。

ストップ安(すとっぷやす)

ストップ高の逆に、ある一定以上の値下がりを規制することです。

ストップ高を参照して下さい。

ストラテジスト(Strategist)

経済情勢などを分析し、投資方針を考える専門家です。

証券会社、投資銀行、投資信託会社、投資顧問会社などに在籍します。

ストラテジック・バイヤー(Strategic buyer)

自社の事業強化や事業拡大など、戦略上必要な企業に対して買収をおこなう買収者のことです。

ファンド等の割安だから購入する投資目的の買い手のフィナンシャルバイヤーと区分して言う呼称です。

ストラドル(straddle)

オプション取引で、同じ限月の同じ権利行使価格のプットとコールを同数買う戦略です。
相場がどちらかに動くことを予想したときに利用します。損失はオプション料に限定されます。

ストラングル(strangle)

オプション取引で、同じ限月の行使価格の高いコール・オプションと、行使価格の低いプット・オプションを同数量組み合わせて買うポジションのことです。

相場がどちらかに動くことが予想されるが、プレミアム支払いのリスクはあまり負いたくないというケースです。
ストラドルより保守的で、相場の暴落や暴騰といったリスクをヘッジするための保険として機能することが大きい戦略です。

ストレステスト(stress test)

大きなストレスが掛かったときに、組織や商品やシステムがそれに耐えられるかをテストするものです。

金融で言う場合は、ポートフォリオが異常事態にどうなるかを予めシュミレートして不測の事態に備えるものです。

スピンアウト(Spin out)

会社の一部門を切り離して、独立させることです。スピンオフと違い、元の会社と関係が切れる場合に使います。

スピンオフ(spin off)

会社の一部門を切り離して、独立させることですが、スピンアウトと違い、元の会社と資本関係など、関係が続きます。

スプレッド取引(Spread trading)

2つの商品間の金利差や価格差の差額を利用して行う取引のことを言います。
差額のことをスプレッドと言います。

鞘取りのことです。スプレッド=鞘

スペキュレーション取引(Speculation transaction)

短期的な売買を主体に利鞘を得ようとする投機的な取引のことです。

スペキュレーター(speculator)

投機家のこと。

スポネ(Spot Next 、スポット・ネクスト)

S/Nと表記される事もあります。
主にコール市場やフォワード為替取引などにおいて、取引日から数えて2営業日目にスタートし、3営業日目に決済を行う短期取引のことを言います。

スマートベータ指数(すまーとべーたしすう)

株式指数ですが、従来型の日経平均などの指数と違い、財務指標や株価の変動率などに着目して銘柄を組み入れる株価指数です。

JPX日経インデックス400は、自己資本利益率(ROE)や営業利益などを勘案し、組み入れる銘柄を決めていますが、このようなものをスマートベータ指数と言います。

スマートはスマートフォンのスマートで、賢いと言う意味です。ベータ(β)とは指数、指数に対する感応度の意味です。

スローハンド型防衛策(すろーはんどがたぼうえいさく)

敵対的な企業買収に備える、企業防衛策の1つ。

取締役などの任期に差を付け、一度に交代が出来ないようにしておいて、抵抗する方法です。

他に、事前警告型防衛策デッドハンド型防衛策などがあります。

スワップ(swap)

交換という意味があり、金利スワップ、通貨スワップなど、金利を交換したり、キャッシュフローを交換したりする取引です。

スワップを原資産にしたオプションは、スワップション(Swaption)と呼ばれます。

アセットスワップなどを参照して下さい。

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