ギアリング比率(Geraring Ratio)

企業の負債に対する自己資本(株主資本)の比率、企業の債務支払能力を示す財務指標の一つです。負債比率。
一般的に100%以下の企業は財務が安定していると言われています。

(他人資本 ÷ 自己資本) × 100

DERを参照してください。

機関投資家(きかんとうしか)

生保、損保の保険会社、信託銀行、投資信託会社、ヘッジファンドと言われるもの、年金基金など、投資活動を業務として行っている組織です。
多くの場合、顧客の投資資金を預かり、運営して、その果実を顧客に還元しています。

企業会計原則(きぎょうかいけいげんそく)

法律ではありませんが、企業会計の実務の中に慣習として発達したものの中から、一般に公正妥当と認められたところを要約した守るべき公のルールです。

GAAPIFRSを参照して下さい。

企業価値評価(きぎょうかちひょうか)

企業の値段を推定すること。
企業価値は、事業価値に投融資の時価を加えて算出され、事業価値の評価には、色々な方法があります。

算出の方法には、インカムアプローチ、コストアプローチ、マーケットアプローチなどがあります。

インカムアプローチEV(Enterprise Value、企業価値)などを参照のこと。

企業年金連合会(きぎょうねんきんれんごうかい)

年金給付を行う原資となる積立金の管理運用などを行っています。

企業物価指数(きぎょうぶっかしすう)

企業間で取り引きされる商品の価格を元にした物価指数です。
過去の卸売物価指数に替わる指数で、日銀が発表します。国内企業物価指数、輸出物価指数、輸入物価指数からなっています。

企業向けサービス価格指数(きぎょうむけさーびすかかくしすう)

情報、通信、運送、金融、保険など、企業間で取引されるサービスの価格の物価指数で、企業物価指数とともに、日銀が発表します。

議決権行使助言会社(ぎけつけんこうしじょげんがいしゃ)

機関投資家などの、株主総会での議決権行使の助言をする会社です。

起債(きさい)

債券を発行することです。

基軸通貨(きじくつうか)

普通はドルのことを言い、国際的な取引の基軸となる通貨です。
ユーロや円、スイスフラン、ポンドなども基軸通貨と言えますが、対外取引の80%がドルであり、圧倒的です。

基準価額(きじゅんかがく)

投資信託の現在の価格のことです。解約手数料は考慮されていません。休日以外、原則として毎日公表されます。

規制銘柄(きせいめいがら)

信用取引が加熱し過ぎていると思われる銘柄を取引所が指定して、代用有価証券の使用制限や委託保証金率の引き上げなどの規制をします、これが規制銘柄です。
加熱が収まらないと、規制が激しくなり、収まれば解除されます。

取引が活況である証拠でもありますが、委託保証金率の引き上げは重くのしかかります。沈静化し、解除ともにまた上がり始めることもあります。

期待インフレ率(きたいいんふれりつ)

市場などが予想するインフレに対する予測値です。
期待インフレ率を算定する指標には色々なものがありますが、ブレークイーブンインフレ率が有名です。

ブレークイーブンインフレ率を参照のこと。

記念配当(きねんはいとう)

会社の創立や創業などを記念して増配される配当です。一時的なもので、次の年にはなくなりますが、そのまま続く場合もあります。

希薄化(きはくか)

時価発行増資や新株予約権を行うと、発行済株式総数が増加し、一株当たり当期純利益や配当などが減少する恐れがあります。これを希薄化と言います。

投資家に嫌われることが多く、株価が下がり気味になります。
しかし、純資産は増加し、新規事業の為の資金調達であった場合、中長期的には、良い方向に向かう可能性があります。

キャッシュアウト(Cash Out)

キャッシュフローにおいて、お金が出ていくこと。入ってくることをキャッシュインと言います。

現金と株式を強制的に交換して、少数株主を会社から排除することも、キャッシュアウトと言います。
90%以上保有する特別支配株主は、他の株主に売り渡しを請求することが出来ます。

逆イールド(Negative Yield Curve)

金融不安などにより、長期金利より、短期金利のほうが高くなった状態です。

逆ウォッチ曲線(ぎゃくうぉっちきょくせん)

テクニカル分析の一つ。

株価と出来高の関係を折れ線グラフにしたものです。出来高を左から右へ、株価を下から上へ、交点をプロットします。
すると、出来高が増えていき、株価が上がっていく姿が、時計回りと反対のグラフになるので、逆ウォッチ曲線と言います。

あまり敏感になると読みにくくなりますので、株価も出来高も25日の移動平均を使います。

後日、詳細に解説予定。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

通常の注文とは違い、株価が設定金額まで上昇すれば、買い注文を出し、設定金額より下降すれば売り注文を出す、注文方法です。
買い注文では、株価の上昇がはっきりしたときに買い、売り注文では、ある一定以上、下がったらリスクカットの為に売るようにする用途があります。

いつも相場を見ることが出来ない方にも重宝します。

なお、こう言う特殊注文は、証券会社によって、使えたり、使えなかったりします。
証券会社の口座比較を参照して下さい。

逆ザヤ(ぎゃくざや)

似たような銘柄で、通常、どちらかの銘柄のほうが高く、とちらかの銘柄のほうが安い場合、その関係が逆になること。
それが一時的であるのが想定出来るのであれば、高くなっている方を売り、安くなっている方が買うことにより、利益を得ることが出来ます。

逆三尊(ぎゃくさんぞん)

底入れを示す、チャートの形の一つ。
三尊の逆で、一度底をつけ反発し、二番目にもっと深い底をつけ、さらに反発し、次ぎに二番目の底より浅い底をつけ、反発した場合。
三つの底が出来ますが、中心の底が一番深くなります。

買いサインですが、一番目の反発、二番目の反発の高値より、株価が終値で超えたことを確認してから買います。

逆張り(ぎゃくばり)

下がったときに買い、上がっているときに売る、相場の流れに逆らった投資方法です。

逆日歩(ぎゃくひぶ)

普通はお金を借りて株を信用買いした者が、日歩と言う名の金利を払い、空売りした者が受け取りますが、貸株が足りなくなると、株式の調達手数料(品貸料)が掛かります。
空売りした者全員が、この費用を負担します。これを逆日歩と言います。

日歩もご参照ください。

逆日歩に売りなし(ぎゃくひぶにうりなし)

相場格言の一つ。

逆日歩が付くと、売り方は買い戻しをしますので株価が上がり、それに絶えきれなくなった他の者も買い戻しに動き、次々と連鎖して株価が暴騰する可能性があります。
これを踏み上げ相場と言いますが、買い方にとっては、願ったり叶ったりなので、わざわざ売ってやる者はいないと言っている格言です。

逆日歩に買いなし(ぎゃくひぶにかいなし)

相場格言の一つ。

逆日歩が付くと、売り方は買い戻しをしますので、目先、株価は上がる可能性があります。
しかし、逆日歩が解消されると、急落する恐れもあります。
そもそも、なぜ空売りが増加して株不足まで生じているのかということを合わせて考えると、下手に手を出さない方が無難という格言です。

一見、逆日歩に売りなしと言う格言と逆のようですが、逆日歩が付いたときは、あえて買いに行かず、既に買っている者は売らず様子を見ることが良いと言う事でしょう。

キャッシュフロー(cash flow)

お金が外部に出ていくことをキャッシュアウトフロー、お金が入ってくることをキャッシュインフローと言い、両方を合わせてキャッシュフローと言います。

実際の現金、ないし現金等価物の流れを表します。
例えば、売掛をした場合、売り上げにはなっていますが、まだ現実に現金が入ってきてはいません。収入ですが、使えないわけです。こういうものはキャッシュフローには入りません。

PCFR(Price Cash Flow Ratio、株価キャッシュフロー倍率)NCF(Net Cash Flow、正味キャッシュフロー)なども参照して下さい。

キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)

貸借対照表と損益計算書と並び、金融商品取引法の適用企業における基本財務諸表の一つと位置づけられていて、第三の財務諸表とも言われています。
会計期間のキャッシュフローの報告をするものです。

営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローに区分けして記載されています。

優良な会社は、営業キャッシュフローがプラス(儲かっている)、投資キャッシュフローがマイナス(事業投資が盛ん)、財務キャッシュフローがマイナス(借金を返済している)という感じになっていることが多いようです。

営業キャッシュフローは、必ずプラスになっていないと、営業でお金が出ていってしまっていると言う事で問題があります。
他は、過度でなければ、マイナスでも構いません。営業で入ってきたお金をそれぞれ使っているという状況です。

営業キャッシュフローがマイナスで、財務キャッシュフローがその分プラスであった場合は、借り入れをして、赤字の穴を埋めているのでしょう。

財務キャッシュフローがプラスで、投資キャッチフローが大きくマイナスである場合、借り入れをして、設備投資を行っているのかも知れません。

すべてがプラスと言う事もあり得ますが、投資資金も回収し、借り入れや起債で資金を調達している状況ですので、近々大きな投資を考えているのかも知れません。

また、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計は、フリーキャッシュフローと呼ばれます。
営業で得たキャッシュと、活動に必要なキャッシュを合計してプラスでないと、会社が継続的に回っていきません。

このように現金の実際の流れは、企業の活動や現状を知るための重要な情報です。

キャッシュリッチ(cash-rich)

現金や預金などを多く保有していて、手元にある資金が負債を上回る、実質的に無借金経営で、文字通り、リッチな企業です。

こうした企業は余裕のある企業ですが、資産が有効に活用されていないとも言えます。
しかし、増配や自社株買いを行う可能性も高い企業になります。

ギャップアップ(Gap Up)

前日の終値より、始値が極端に高く始まることです。上に窓をあける、上放れると同じ意味です。GUと略すこともあります。

ギャップダウン(Gap Down)

前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことをギャップダウンと言います。下に窓を開ける、下放れるなどという言い方と同じです。GDと略すこともあります。

キャピタルゲイン(Capital Gain)

株式や不動産が値上がりして売却した時に生じる利益。譲渡益。損失はキャピタルロスと言います。

配当金や、利子などで得る利益は、インカムゲインと言います。

インカムゲイン(Income Gain)も参照してください。

キャピタルフライト(capital flight)

信用などを失った国や投資の魅力を失った国から、資金が一斉に流出する資本逃避のことを言います。

キャリートレード(Carry trade)

金利の安い国で資金調達して、金利の高い国の通貨で運用する投資手法で、ヘッジファンドなどが良くする運用の方法の一つです。

現在は、円の金利が安いので、円で調達している場合も多いと思いますが、これを円キャリートレードと言います。
円キャリートレードが盛んに行われると、円安が加速します。
円で資金を調達して、円を売って他の国の通貨に交換しますので、円が売られるからです。

強圧的二段階買付(きょうあつてきにだんかいかいつけ)

企業買収で公開買付を行う場合の方法の一つです。

最初から、全部の買付を勧誘することなく、応募をしなかった株主からも株式が買い付けられる手続きを定めて置いて、二段階目の買付を不利に設定、もしくは、明確にしないで、公開買付をすることです。
始めに応じないと損をすると言う意識を株主に植え付けて、応募を強要する買付とも言えます。

ですから、多くの企業の買収防衛策で、対抗措置を発動することができる要件の一つとして明示されています。

共益権(きょうえきけん)

議決権などのように、株主の権利を行使することで、株主全体の利害に関わる権利を共益権と言います。

教書(きょうしょ)

米国大統領が議会に対して義務付けられた、連邦の状況についての報告及び政策提案を教書と言います。

毎年1月最後の火曜日に、主要政治課題を説明する演説を一般教書、又は年頭教書と言います。

毎年2月初めに、議会に提出するのが予算教書です。

予算案の提出後10日以内(2月頃)に、大統領経済報告があります。

これら3つを、三大教書と言い、他に、臨時に出される特別教書があります。

業績相場(ぎょうせきそうば)

企業業績が向上することによって株価が上がる相場状態のことを業績相場と言います。

株価上昇の要因は大きくふたつあり、もう一つは、金利低下や金融緩和によって株価が上がる金融相場です。

概ね、金利低下や金融緩和によって企業業績も向上しますので、金融相場の後、業績相場が訪れることが期待されます。

恐怖指数(きょうふしすう)

恐怖指数と言われるのは、VIX指数(Volatility Index、株価変動率指数)のことです。

玉(ぎょく)

玉とは、宝石のことで、市場では、株式などのこと、買い建て、売り建てして、持っているポジションのことを言います。

お宝というような意味です。

切り返す(きりかえす)

値下がりした状態から、一転して株価が上昇していくことを切り返すと言います。

金庫株(きんこかぶ)

企業が市場から、自社株買いをして購入した株で、消却しないで保有している株式を金庫株と言います。

金地金(きんじがね)

金塊、金の延べ板、インゴット、ゴールドバーの事です。

GDバー(Good Delivery Bar)を参照して下さい。

金融緩和(きんゆうかんわ)

政府、日銀が、公定歩合などの政策金利を引き下げたり、資金供給量を増やすことを言います。

これによって、金利が下がり、貸出しの増加し、市中に出回る通貨の量が増大し、経済活動が刺激されます。

金融相場(きんゆうそうば)

金利低下や金融緩和により、株式の投資対象としての魅力が相対的に上がり、株価が上昇していく相場のことを金融相場と言います。

また、政府の金融緩和政策によって、経済が刺激されますので、やがて企業業績も良くなって行くことも期待されます。
そして、その後、業績相場に移って、息長く相場が上がって行くことも考えられますので、金融相場は、場合によっては初動とも言えます。

金融引き締め(きんゆうひきしめ)

政府、日銀が、景気の過熱を押さえ、インフレを抑制し物価を安定化させるために実施する金融政策で、金利を上げて通貨供給量を減らし、経済活動を抑制することです。
要するに、金融緩和の逆の政策です。

株価は基本的には、金融緩和で上がり、金融引き締めで下がります。

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