アーニングサプライズ(Earnings Surprise)

予想されなかった情報のことです。
株価が上昇する場合はポジティブサプライズ、逆に株価が下落する場合はネガティブサプライズと呼ばれます。

相対取引(あいたいとりひき)

市場を通さず、当事者同士の一対一で行う取引のことです。

相対売買(あいたいばいばい)

相対取引と、ほぼ同じ意味で使われます。

アイランドリバーサル( Island Reversal)

チャートで、連続的でなく、窓(ギャップ)を空けて、放れ、また同じように元に戻ることや部分を言います。離れ小島のようになっている所に行って戻るので、この名前があります。動く方向は上下ともに言い、相場の転換点になることが多いようです。
「宵の明星」、「明けの明星」とほぼ同じものです。

アウトパフォーム(Outperform)

運用成績が、日経平均やTOPIXなどをベンチマーク(比較のための指標)として、それより上回っていること、つまり、勝っていることを言います。下回っていれば、アンダーパフォームで、中立ならニュートラルです。

全体の動き(指数)より、上回ってこそ、意味があり、相場で勝っていると言えますので、こう言う言葉があります。

アクティブ運用を参照してください。

アウトルック(Outlook)

信用格付けのうち、中期的(1~2年)の大まかな見通しを言います。安定的、流動的、強含み、弱含みなど。
アウトルックとは、見解、見通し、眺望、景色などの意味があります。

青空銘柄(あおぞらめいがら)

青空銘柄とは、市場で取引されない未公開株のことです。非常に曖昧な言い方で、未公開株の内、店頭で取引するものを言う場合もあります。青空市場と言う言葉もあります。
誤用で、青天井銘柄のことを青空銘柄と言う人もいます。

青天井(あおてんじょう)

際限なく上がっていくこと、そういう状態。

雲が切れて、一面の青空、相場の行く末に憂いがない様子を言います。
「信用売りの損失は青天井」と、限度がないことの意味で使う用法もあります。

アカウンタビリティ(Accountability)

説明責任のこと。

赤三兵(あかさんぺい)

酒田五法の三山、三川、三空、三兵、三法のひとつの、三兵のひとつです。
陽線が連続して、3つ並んだ形です。

買いのサインとされます。上ひげがなければ、強い買いサインになります。突如として陽線が3つも連続して並ぶのは、相場の変化として捉えます。

黒三兵も参照のこと。

赤字国債(あかじこくさい)

建設国債が一種の投資であるのに対して、特例国債は主に歳入不足を補うために発行されるので、赤字国債と呼ばれます。
当面、この赤字国債を無くすことを目標とされています。(厳密に言えば、両方が赤字国債)

しかし、どちらも国としては同じで、通貨発行権を持っている以上、将来の通貨発行の先食いに過ぎません。

建設国債であるか、特例国債であるかの違いではなく、自国通貨建てで発行されているか、通貨発行権を持っているかなどが、考慮すべき大きな違いです。

ギリシアなどは、ユーロ建て発行で、ユーロの発行権を持っていませんので、債務問題の深刻さが大きいのです。
南米諸国なども、自国建ての国債を発行できず、他国通貨で返済をする必要がありますので、深刻な債務問題になっているわけです。

商いは買い手がいるうちにやれ(あきないはかいてがいるうちにやれ)

相場格言の1つ。

上がりきる前に売れと言う意味です。株価が一旦、天井をつけると出来高は急速に減少します。活発に買っている買い手が多い内に売れという意味です。
同様な意味の格言に、「商いは陽(ひ)の暮れるまでにやれ」というものもあります。

アクティビスト(Activist)

物言う株主のことです。もちろん、一定量の株数を持っていて、影響力を行使できることが前提での言い方です。

アクティビスト・ファンド(Activist Funds)

経営や株主還元など、積極的に提言したり、要求するファンドのことを言います。

アクティブ運用(あくてぃぶうんよう)

日経平均やTOPIXなどをベンチマークとして、それを上回ることを目標とする運用方法です。普通はアクティブ運用になりますが、ベンチマークよりプラスになることが目標であって、利益が出るということを目標にしていないことに注意して下さい。

逆に日経平均やTOPIXなど、目標とするベンチマークに連動するように運用するものをパッシブ運用やインデックス運用と言います。

アクティブリターン(Active Return)

日経平均やTOPIXなどのベンチマークより、上回ったリターンのこと。いわゆるこれがアクティブ運用の成果、勝った部分です。
ただし、ベンチマークがマイナスの場合、ベンチマークのマイナスより低いマイナスであった場合、アクティブリターンとして計上されます。その場合は、現実には損をしています。

あく抜け(あくぬけ)

肉や野菜を煮たときに出るあくのことです。
悪材料の影響から脱した、もしくは悪材料出尽くしで下がらなくなったことを言います。ゆるやかに上昇することが多いようです。

アグフレーション(agflation、農産物インフレ)

農業を意味するアグリカルチャー(agriculture)と、物価上昇のインフレーション(inflation)を組み合わせた造語です。

農産物インフレ、食料インフレと言います。農産物の価格が上昇して、その他の物価も上がっていきます。投機マネーの流入によっても起こります。

これに商品を加えたコモフレーション(comoflation)もあります。

悪目買い(あくめかい)

多くの売りに逆らって買いを入れること。逆張りの事ですが、悪材料や下がり傾向をあえて買うような意味を持っています。

上げ足(あげあし)

相場が上昇基調で堅調なこと。上げ足が速いなどの用法があります。

上げ賛成(あげさんせい)

市場参加者のほとんどが、相場の上昇を望んでいる、もしくは、上昇を予想している状態のことを言います。
市場のムード的なものを言い、総じて投資家が強気になっている時の雰囲気です。

上げ相場(あげそうば)

上昇トレンドのこと。

アジア開発銀行(Asian Development Bank)

アジア・太平洋地域の経済成長、及び経済協力を推進し、開発途上加盟国の経済発展に貢献することを目的に設立されたマニラに本部がある国際開発金融機関です。
最大の出資国は日本と米国で、現在67か国・地域で構成され、約20カ所に事務所を置き、スタッフは3000名弱で、歴代の総裁は日本が派遣しています。

足どり(あしどり)

過去の相場の動きのこと。上げ足、下げ足、保合など。チャートで表される動きのこと。

アセットアロケーション(Asset allocation)

資産の割り当て、配分のこと。危険を回避し、収益を追い求めるための適切な資産配分のこと、またはその配分。
財産三分法なども同じ。

アセットクラス(Asset Class)

Asset(資産)のClass(種類)のことで、似たようなリスクとリターン及び性質を持った資産のグループのこと。同じような傾向の投資対象のグループ。

アセットスワップ(Asset Swap)

金利の交換取引のこと。変動金利と固定金利を交換したり、ドル建ての金利を円建ての債権の金利と交換したりすることです。

OIS(Overnight Index Swap、翌日物金利スワップ)などとの違いは、こちらは債権側から行う金利スワップと言う事です。

頭と尻尾はくれてやれ(あたまとしっぽはくれてやれ)

相場格言の1つ。

底から、天井まで取ることは出来ない、美味しい身の部分を取れば良いと言う意味です。欲張るとうまくいかないという意味でもあります。

アナリスト(Analyst)

評論家、分析家のこと。株式用語で言う場合は、証券アナリストを言います。
日本証券アナリスト協会が検定試験制度を持っていますが、誰でもアナリストと名乗れます。

アニュアルレポート(Annual Report、年次報告書)

事業年度末に上場企業が公表するレポート。主に財務諸表になっていますが、その他の情報も掲載されることがあります。冊子であったり、PDFファイルであったりします。

アノマリー(Anomaly)

説明が付かない事象。経験則。例えば、「節分天井、彼岸底」など。

一部には説明が付くようになってきている現象もありますし、アノマリーを利用している機関投資家も多数あります。
多くの人が信じているだけでその通りになる可能性もあり、迷信とも言えません。ラベルやレッテルのようなものだと思われます。

アフターアワー(Afterhours)

米国で、立会取引時間後に行われる取り引きのことです。

甘い

下げている状況を甘いと言います。
小甘い展開などの用法があります。じわりと下がるような状況を表現しているようです。

反対にじわりと上がっている場合は、しっかりと言います。

国語でしっかりした心構えができていないことを甘いと言いますが、そこから来ている用法と思われます。

あや

株価が一時的に小さく上下する様子を表しています。
上昇過程で一時的に小さく下がることを「あや押し」、下降過程で一時的に小さく上がることを「あや戻し」と言います。

物の表面に現れたさまざまな形や模様。特に、線が斜めに交わった模様をあやと言いますが、そこから来た用法と思われます。
表面的には見えないが、たどると見えてくる社会や世の中の入り組んだ仕組みもあやと言い、人生のあや、相場のあやというような意味合いだと思われます。

粗利益(あらりえき)

粗利(あらり)とも言い、売上総利益のことです。
売り上げから原価を除いた物で、原価は小売りや卸売業では仕入れ原価、製造業では製造原価です。小売りなどでは販売に係わる人件費は入らず、製造業では生産に係わる人件費も入ります。粗利が大きいものは限界利益が大きくなります。

売上総利益も参照してください。

アルゴリズム取引

アルゴリズム(Algorithm)とは、問題を解く方法や手順を方程式化したものです。
アルゴリズム取引とは、コンピューターシステムが自動的に、株価や出来高などに応じて、売買注文のタイミングや数量を決めて注文を繰り返す取引のことです。

アルゴリズム取引の本格化により、速度をのみ要求される売買判断では、人間は機械にかなわなくなりました。

アローヘッドを参照。

アローヘッド(arrowhead)

2010年に東証が導入した高速取引システム。1000分の1秒での取引が可能。

このシステム導入によって、アルゴリズム取引が盛んになりました。

アンダーウェイト(Under weight)

資金配分を決定する場合、ある分野、部分をベンチマークの配分より、小さくすることです。

例えば、基準にしている市場全体の比率に対して、大型株の比率を小さくして、小型株を余分に組み入れた場合、大型株はアンダーウェイトで、小型株は、オーバーウェイトになります。

アンダーパー(Under per)

債券の価格が額面と同じである場合をゴルフの基準打数と同じく、パーと言いますが、額面より価格が下回っていることをアンダーパーと言います。
この場合、満期まで保有すれば、差額分が利益になります。

もちろん、この現象は、金利水準が高くなった場合や信用リスクの高まりなどによって起きますので、より得をすることが確かではありません。

アンダーパフォーム(Underperform)

日経平均やTOPIXなどのベンチマーク(比較のための指標)と比べて、それより下回っていること、つまり、負けていることを言います。
日経平均が10%上がっている場合に、5%上昇の成績しか残せなかったら、アンダーパフォームです。上回っていればアウトパフォームです。

アンダーライター(Underwriter)

有価証券の発行者や所有者から、有価証券を第三者に売り渡すことを目的として譲り受ける者のことを言います。
この場合、価格などの上下のリスクもリターンも引き受ける者が負担します。
例えば、第三者割当で、証券会社が売却目的で引き受ける場合などでは、その証券会社の事を言います。

アンダーライティング(Underwriting)

アンダーライターとして、引き受けることです。

安定株主(あんていかぶぬし)

その会社の株主として、長い間、株式を保有し続ける者を言います。
経営者、従業員、取引先、金融機関、配当目的や株主優待目的の個人投資家など。

安定操作(あんていそうさ)

株価を上下させないように人為的に操作すること。
相場操縦行為として禁止されていますが、新株の売り出し時など、ある一定の条件と期間で許可されています。

安定操作期間は、価格決定日の翌日から、申込最終日までです。安定操作が行われたときは取引所に報告書が出されます。

アンビシャス

札幌証券取引所の新興企業向け市場。
上場日の株式時価総額が5億円以上、または株主資本が2億円以上で、株式時価総額が3億円以上など、本場に比べ、上場条件が緩くなっています。

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