当サイトの注目銘柄、ゼットンがダイヤモンドダイニング(3073)の傘下に入ることがほぼ決まりました。

株式の公開買付が行われますが、これはもちろん形式的なもので、日本の法律で、株式の所有割合が3分のを1超えるようになる買付は、公開買付で行わなければならないとなっていますので、公開買付になっています。これは友好的な買収でも通常行われることで、今回も買付前にすでに結果は決まっています。
実際は、大株主(稲本氏等)との間で傘下に入るため、株式の790円での譲渡がすでに諒承されているようです。

ゼットンの取締会長の稲本氏はダイヤモンドダイニングのハワイ子会社のDiamond Dining International Corporationの最高責任者に就任が決まっており、先日、ゼットンの社長を退任したことの理由が明らかになりました。

大枠で眺めれば、シナジーが効く、良い買収劇だと思われますが、現時点ではなんとも言えません。

株主優待は、おそらくダイヤモンドダイニングと共通化されると思われますが、不利にならないかが心配されます。

ゼットンは当サイトの注目銘柄で大きな成長期待していました。現在、初掲載時より、3倍程度の値上がりです。
今後の展開ですが、現在不透明で、将来的に注目銘柄から、参考銘柄に移行させる可能性もありますが、ゼットン自体の基盤は強くなり、会社としてはより発展すると思われます。

また、株価に関しても値上がり傾向は続くのでは無いでしょうか。
傘下にしたゼットンを完全子会社として吸収することは現時点では考えられず、ダイヤモンドダイニングにとってもゼットンの高株価は必要なことであるはずです。
なぜなら、財務基盤がそれほど十分でなく、おそらくゼットンの株式を担保にすることを条件に、銀行から買収費用の融資を受けていると思われるからです。

当サイトは変わらず動向を観測したいと思っています。