北朝鮮との軍事的な衝突などを懸念して、市場は下落低迷しているようです。
こうした場合、何かが起こっても、もう下がらなくなった時が底です。

円は、日本の機関が海外に投資していたものを万が一の資金のために国内に戻しているので、高くなっているはずです。
実際に何か起これば、起こり方にもよりますが安くなると思います。

しかし、こういった問題は、市場を見ていても仕方がありませんし、何が起こるか予想することは出来ませんが、私の思いを書いてみます。

まず、北は止まりません。
度重なる処刑で、北の指導部には王様(笑)に逆らう気力のある人や意見をする人は、いなくなっています。
そして、王様は裸の王様ですし、どうやら自分を守るためには武力を見せつける事や、アメリカへ届くミサイルを持つしかないと思っている用に感じます。
また、王朝を維持するには、弱さを見せる訳にはいきません。突っ走るだけです。国民は、疲弊していて、苦しみが今後も長く続くぐらいなら、王様と共に戦争をした方がマシと思ってる人も多いとも聞きます。

アメリカは、本土に脅威があると見なせば、必ず排除処置をします。
そして、その臨界点に達しつつあります。

中国は北を排除する有効な手段を使えないと思っています。
北には困っていますが、北が倒れて緩衝地帯がなくなるのも困ります。
何もしてくれるなと思っているでしょうが、中国の影響力がある人物は処刑されていますので、影響力をあまり行使できません。

中国と北の貿易は多いのですが、経済制裁もあまり出来ません。なぜなら、傾いてきている自国の経済にとっても不利益が多いからです。
多少は経済制裁を増やして、北が今後、何かを行ったら、アメリカの行動を黙認するしかありません。

アメリカも戦争を行ったり、占拠することは、国中が塹壕や防衛トンネルなどの地下設備が張り巡らされていますので、なかなか難しいと思っています。
しかし、正面戦闘であれば、自衛隊単体でも短期間に勝利が出来る程度が北です。
自衛隊には、空爆の能力がありませんが、アメリカにはあります。

つまり赤子の手をひねる程度ですので、脅威を排除する方向へ動くでしょう。今、最も脅威を受けている日本も協力しますし、南も協力します。

問題は、王様を排除しなければ、今後も同じだと言う事です。

ですから、アメリカはそのチャンスを冷静に待っているのでしょう。
またも核実験が行われれば、待ったなしとも言えますので、見切り発車があるのかも知れません。

その場合、日本への影響は考えずらいと思っています。
北は、南や南にある米軍基地に対処するだけが精一杯なのではないでしょうか。
ただし、理性的に考えて軍事的な余裕はないと言う事であって、何をするのかは分からない国ですので、毒ガス入りのミサイルが日本に飛んでくることもあり得ます。
もちろん、サリンを使ったシリアを攻撃したのは、サリンやVXガスを使えば承知しないという北への脅しも兼ねているわけです。

王様が排除できれば簡単に片が付きますし、アメリカはそのつもりでしょうが、逃してしまうと、ちょっと困ったことになりますね。
そのため、その場合の何らかの手段を準備しつつあると思っています。
何らかと言うのは、断続的な空爆、クーデター予備軍の後押しと接触、暗殺諜報の拠点作りなどなど。

アメリカは行動するなどの強硬な発言を観ていると、まだ準備は整っていないと思います。
比較的に静かな発言になった時が実行寸前と言う事なのでしょう。