イデアインターナショナル(3140)は、当サイトの注目銘柄の健康コーポレーションの傘下に入ってから、株主優待の新設の可能性の予測など、二度ほど掲載しています。

掲載以来、1株を2株への株式分割などがあり、株主優待も新設、変更されました。

株主優待内容は、健康グループ商品のカタログからの選択、年一回、基準日、6月末。

  • 100株以上、6,000円相当
  • 200株以上、18,000円相当
  • 400株以上、24,000円相当
  • 600株以上、30,000円相当
  • 1,000株以上、36,000円相当

さて、執筆時点の株価612円から換算すると、100株で優待利回りは約10%。200株では15%にもなります。本日のイデアの株価

親会社の健康コーポレーションは、次期優待からカタログを100品目ぐらいに増やすとしていますので、イデアも追従するものと思われます。
カタログ優待銘柄の優待利回りは5%より大きくなることは、まずありませんので、株価は倍にはなるとも言えます。

業績はすでに均衡を通り過ぎて、現在は拡大に向かって動いています。
ホットプレートなどのヒット商品も出ていて、競合が少ない旅行用品店のミレストも18年までの50店舗の新設の計画で拡大の途上です。
オーガーニックコスメのテラクオーレも、合併したリレント化粧品の自社工場での生産に一部移し、利益率が大幅に高まっています。

現在は優待内容からして株価が低すぎますが、これは退任した創業社長が2月頃から大量の株式の売却処分を継続していて、それにより需給が悪化していた関係と思われます。
15年の7月から、出国者の株式含み益の課税が始まりましたが、それ以前に出国して節税のため海外で、売却をしていたようです。
逐次売却は報告されていましたが、6月ごろ、報告義務の5%ルールから外れましたので状況は不明ですが、売却の進捗状況から言えば、現在、売却処分も終わって帰国しているものと思われます。

さて、13年12月から15年6月までの四季報資料によりますと、イデアの株主は約5600人ぐらい増えています。
分割、分売もあり、浮動株としては約115万株増えています。単位としては、11500単位の増加です。
(元の株主数270名、元の浮動株は13.4万、分割換算26.8万株。現在の浮動株総数は約140万株)

この期間中に増加した浮動株を増加した株主あたりに換算すると、200株になります。
つまり増加した株主は、一人平均200株持っていることになります。平均100株であったものが分割で200株になったものかも知れません。

つまり平均単位が非常に少なく、イデアの13年12月から15年6月まで増加した浮動株、及び株主は、ほぼ優待需要と見なせます。新優待は、100株より200株が有利であることから、市場には出てこない可能性が高いでしょう。

この計算は元社長が約半分の株を売り切った所までを含んでいます。株価は下げましたが、ここまでは、ほぼ優待需要が吸収してしまっています。
その後の推移もほぼ同じような状況だと考えています。

結論として、イデアの浮動株は、ほとんどが優待株として固定され、もうあまり残っていないと言えます。
きっかけさえあれば、すぐに上昇を始めてもおかしくはありません。実際に、今は売られ易い地合でも、あまり下落しないようです。

マイルストーンに新株予約権を割り当てていますが、イデアの資本金は、累損を一掃した関係もあり、上場企業としては異例の5800万円になっています。

もちろん、資本金そのものは少なくてもなんら問題はありませんが、運転資金としても、また、シンジケートローンの返済をしていく面でも、自己資本の充実は急務です。

新株予約権の行使期間も残り一年になっています。行使は800円程度。もちろん、売却を考慮に入れると、1000円から、1200円ぐらいの株価は必要です。
この程度の株価は、現在のイデアの足元の業績、優待利回りから考えて、無理な話ではありません。
1000円になったとして、優待利回りで、100株で6%、200株で9%になります。

予約権の権利行使は最大約80万株。200株平均で受けたとしても4000人分です。
また、優待制度が変更になり、1000株で36000円までありますので、増やす向きもあり得ますので、時間を掛ければ、充分吸収可能な範囲です。

遅くとも、6月末の優待権利月に向けて株価が上昇してくるのはほぼ間違いなく、その時期に向けて何らかの仕掛けがあっても不思議ではありません。
また、現在の株価近辺であれば、優待利回りから言って、非常に有利で、いつまでもこの株価に留まることはあり得ないと思っています。

以上、当サイトの参考銘柄にします。

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